挑戦!15分で読書感想文を書いてみた~稲垣えみ子「家事か地獄か」
投稿日:2024年2月9日 | 最終更新日:2024年2月19日
毎日の日記として書く感想文
本を毎日読んでいて、日記に読書感想文を書きたいという子もいます。そんな時は夏休みの宿題ように原稿用紙3枚分ではとてもボリュームがあり、気軽に書けません。
でも、本を読むなら日記を書くように読書感想文も書いておきたい。
そんな時は、
- 読み終わって心に浮かんでいる言葉(「」でくくりました↓)
- 自分の体験
この2つの柱をおすすめしています。
稲垣えみ子「家事か地獄か」を読んで
「福井県立図書館の覚え違いタイトル集に載ること間違いなし!」
タイトルが絶妙。
「家事と地獄」でもなく
「家事は地獄」でもなく
「家事も地獄も」でもない。
家事は嫌いである。炊事洗濯掃除。得意なことはほぼない。毎日やることが苦痛だ。だから、「家事は地獄」と読み違えそうだ。「家事と地獄」なら家事をやることで感じる地獄とホンモノの地獄の話を比べるように書かれた小説のようだ。「家事も地獄も」もありうる。地獄のような家事をしている様子が浮かぶ。
だが、この本の正式なタイトルは「家事か地獄か」である。家事を選ぶのか、地獄を選ぶのかと問いかけているように取れる。サブタイトルとして「最期まですっくと生き抜く唯一の選択」とあるので、最後まで生き抜くには家事と地獄、どちらにする?という問いかけなのだろう。
でも、死ぬまで「すっくと」生き抜くすべが家事?私が嫌いな家事?家事を選ばなければ地獄?え?どういうこと?
タイトルだけで想像が膨らむ。きっといろんな助詞がくっついた覚え違いの問い合わせが来るんだと思う。福井県立図書館の覚え違いタイトル集に掲載されるのが楽しみだ。
稲垣えみ子著/家事か地獄か/マガジンハウス
結果 7分48秒+校正約5分 472文字
ストップウオッチをセットしてして最後まで書きました。それが7分48秒。読み返したら1行目に書いたことの理由がなかったので加えたのですが、測り忘れました。多分、5分くらいかな、ということで、15分以内です。
量は、原稿用紙1枚と少しです。カギ括弧が多いので、内容的には文字数より少なめの感じです。
本の内容にはふれず、タイトルだけで原稿用紙1枚書けました。本当に、このタイトル、絶妙です。タイトルに気持ちが向いていたので、経験は「家事が苦手」のみとなりました。
福井県立図書館には覚え違いタイトル集があるのですが、こちらに載ることを楽しみにしています。
この感想文は続きます。
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