書いたら「たいくつ」の本当の意味が分かったK君の作文
今、あなたの心に浮かんでいる言葉は何?
という問いかけを、最初にします。
今の気持ちから作文を書くことで、内容がひとつになり、どうしてその気持ちになったかの理由が自然に説明されることになります。
「あーたいくつだったなあ」
今日、ぼくは学校を休みました。昨日の夕方、熱を測ったら37度9分もあがりました。
お母さんが「明日、休みです」と言いました。
ぼくはちょっと残念だと思いました。(中略)
ぼくがたいくつだと思ったのは、やることがないからではなくて、家にずっといたのと、友だちに会わなかったことだと気づきました。
小5K君
K君は、「あーたいくつだったなあ」という言葉が思いうかんだから、その気持ちから書き始めました。
今日一日、やったことを書いていくと、実は、色々やっていたと気付きました。
じゃあ、どうしてたいくつだったの?と聞くと、家にいたこと、友だちに会わなかったことだ、と自分で考えを導き出しました。
「たいくつ」とは、何もすることがなかったのだな、と私は予想しましたが、一緒に話したり、書いたりしていくうちに、実は違う、という考えがK君の中に生まれてきたのですね。
お出掛けしなくても作文を書いてみよう
こんな風に、身近なことでもネタにはなるし、考えるきっかけになる。
それなのに、行事やお出掛けがないと書けないのは深く考えていないことの表れではないでしょうか?
考えを深めて書けるようになりたいなら普段の生活の中からネタを絞り出して書くのが効果的と子ども達と書いていて感じます。
実は、この方法で、45分間で5つも作文を書いた子がいます。
〇参考「今日は」で始まる日記はあきた方におススメの簡単で内容が濃くなる書き方
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話を聞くだけの内容なので、作文に強い苦手意識がある場合でも気軽に受講して頂けます。
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