「すぐ書ける!」子どもが驚く三行作文
「えっ?これでいいの?書けちゃったよ!」
作文講座に初めて来る子は、心配で緊張しています。特に、作文を今までうまく書けた、という経験がない子はどんより気味です。
それが、この3行作文をお勧めしてみたところ、すごくびっくりして
「えっ?これでいいの?書けちゃったよ!」
と叫んでしまうのです。
三行作文の書き方
- 1行目・・・今の気持ち(気持ちの言葉)
- 2行目・・・どうしてその気持ちになったか(なぜなら)
- 3行目・・・ひとこと
一行日記より書きやすいかも
夏休みの宿題で「一行日記」が出ることがありますが、一行に何を書くかは案外難しいものです。
例えば、よくある一行日記は「サッカーに行きました」。
出掛けることを書くのが日記、と思っている子ども達は、出掛けた場所を書きたがります。
ですので、出掛けていない日は書くことが「ない」とひとことで終わらせることも。
三行作文の例
ヤッター!!!!!(びっくりマークはいくつ付けてもいいよ、と言っています)
今日から春休みだ
毎日たくさんゲームができる
私は何を書いても怒らないのでゲーム三昧の春休みでもOKです。
いやだな
今日は雨が降ってるよ
これから出かけなくちゃいけない
ぬれないように行こう
三行で書く指定ですが、思わず4行目まで進んでしまいます。
どちらの作文も
- 今の気持ち(気持ちの言葉)
- どうしてその気持ちになったか(なぜなら)
- 3行目・・・ひとこと
で、構成しています。
「ひとこと」って何だろうと思いますが、子ども達は質問せず、自然に「ひとこと」書いています。
これなら大量生産可能
学校ではひとつの作文を書くだけで時間も労力もかかりますが、この三行作文は、15分もあれば、5作品、多い子は10作品でも書けます。
内容はどうあれ、とにかく「書く量」を増やすことが大切です。
そして、書き終わったら必ず評価をして下さい。
自分で〇をするもよし、花まるでも100点でもよし。
![](https://i0.wp.com/iwaonn.com/wp-content/uploads/2020/02/IMG_3453.jpg?resize=300%2C225&ssl=1)
花まるしましょう
自分より親に〇をしてもらいたいなら、大きな〇をしてあげましょう。
評価をどうするか、自分で決めさせることも大切です。
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