「作文が書けない」同じ悩みを持つ子の作文を読んで安心した生徒さん
「作文が書けない」作文
当教室のホームページのトップには「作文に書くことがなくて困っている作文」を載せています。
小3の生徒さんといっしょに書いたものです。「いっしょ」というのは、私が話を聞きだして生徒さんが話した言葉を順番に書いていったという書き方です。
ですから、私の感情は入っていませんし、どの言葉を書くかは生徒さんが決めています。
この作文を書きあげて作文に書くことがなくて困っていたのに「いい作文、楽しい作文」と自画自賛できています!
書くことがなくて困った
先日の講座で「今日は書くことがない」と頭を抱えた生徒さんがいました。
とても困っていたのでこの作文を紹介しました。
すると「わかる!」「おんなじ!」目を輝かせて共感していました。
「どんなところが同じだと思うわけ?」と聞いてみると
「これ、書いていいのかな?」
「これで合っているのかな?」
「友だちのことを書いちゃっていいのかな?」
「この漢字で合っているのかな?」
「先生、分かってくれるかな?」
この部分に激しく共感したそうです。
そして、これを読んだ後に書いた作文には
「友達が書き終わって先生に出しに行っているのを見てしまったりすると、あせってしまいます」
自分の経験を入れられました。
書きながら、あせる自分と、友達が堂々と先生に出す姿の両方が浮かんだのでしょう。
同じ悩みを持つ子がいて安心した
作文の最後には、
「同じ悩みを持つ子がいて安心した」
と締めくくりました。
作文に何を書いていいか分からない子たちは、多かれ少なかれ、共感する部分があるのではないでしょうか?
そして、自分と同じように作文に悩んでいる人がいる、と発見できるかもしれません。
こちらからどうぞ
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(ふたつめの「本音」の作文も なかなかグッとくる力作です)
この作文を書いてくれたS君ありがとう!
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