うまく書けない!「短くする」ことで解決できる場合があります

せっかく書いたのに変!書けない!

文章を書き出してみたものの何だかしっくりこない、言いたいことを伝えられていない、途中で止まってしまう、というようなことはありませんか?

 

一番厄介なのは、途中で止まってしまって書けなくなることではないでしょうか?

 

 

そんな時の原因は、考えがまとまっていなかったり、言葉の使い方が違ったりということがありますが、もっと簡単で、意外なのが

一文が長すぎることです。

文の長さを短くする

文と文章の違いは

  • 文は「。」まで。
  • 文が集まって文章です。

 

 

見ていると、用紙いっぱいに書いたけど、「。」がひとつしかないということがあります。

だいたい、読み直していません。

 

私に言われて、自分で読み返してみると

「あれ?変、もう書くのやだ〜」となります。

 

 

こんな場合、できるだけ短く「。」を入れていくだけで

「おーーー!それそれ、いいじゃん!」

と自分の作文の変わり方に驚いて満足してくれます。

 

中身は全く変えていないのに「。」を増やしただけで数段良い作文になります。

 

 

ビフォーアフター

例えばこんな感じ。あくまでも「例」です!実際の生徒さんの作文ではありません。でも、我ながらよくできています(笑)

 

(文が長くなる例)

うれしいな。明日はみんなでお出かけだから、嬉しいと思うけど、どこに行くかというと、箱根の温泉で、プールがあって、泳ぐのがすごく楽しみだから、妹と早く行きたいと思っていて、早く明日にならないかなあと思っています。

 

「うれしいな。」は気持ちの言葉から始める課題なので、「。」がつきます。その後は、最後まで続いています。

書いていくうちに言いたいことがどんどん出てきて、それを文字にしている点では花まるです!

 

でも、読みにくい。うれしいワクワク感が伝わりにくい。

 

 

「。」を増やしてみます。

 

(文を短くした例)

うれしいな。

明日はみんなでお出かけだから嬉しいと思う。

どこに行くかというと、箱根の温泉。

プールがあって、泳ぐのがすごく楽しみ!

妹と早く行って泳ぎたいな。

早く明日にならないかなあと思っています。

 

 

少し、言葉を足したり引いたりしましたが、2つの文しかなかったのを6こに増やしました。文を増やしただけで、分かりやすくて気持ちも伝わる作文になります。

実は、子どもだけでなく、大人も結構こうしたパターンが多いです。

 

文を短くするだけで、止まった作文が動き出します。

 

是非お試しください。

 

 

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