うまく書けない!文を短くすることで解決できる場合があります
投稿日:2023年11月22日 | 最終更新日:2024年5月5日
せっかく書いたのに変!書けない!
文章を書き出してみたものの何だかしっくりこない、言いたいことを伝えられていない、途中で止まってしまう、というようなことはありませんか?
一番厄介なのは、途中で止まってしまって書けなくなることではないでしょうか?
そんな時の原因は、考えがまとまっていなかったり、言葉の使い方が違ったりということがありますが、もっと簡単で、意外なのが
一文が長すぎることです。
文の長さを短くする
文と文章の違いは
- 文は「。」まで。
- 文が集まって文章です。
見ていると、用紙いっぱいに書いたけど、「。」がひとつしかないということがあります。
だいたい、読み直していません。
私に言われて、自分で読み返してみると
「あれ?変、もう書くのやだ〜」となります。
こんな場合、できるだけ短く「。」を入れていくだけで
「おーーー!それそれ、いいじゃん!」
と自分の作文の変わり方に驚いて満足してくれます。
中身は全く変えていないのに「。」を増やしただけで数段良い作文になります。
ビフォーアフター
例えばこんな感じ。あくまでも「例」です!実際の生徒さんの作文ではありません。でも、我ながらよくできています(笑)
(文が長くなる例)
うれしいな。明日はみんなでお出かけだから、嬉しいと思うけど、どこに行くかというと、箱根の温泉で、プールがあって、泳ぐのがすごく楽しみだから、妹と早く行きたいと思っていて、早く明日にならないかなあと思っています。
「うれしいな。」は気持ちの言葉から始める課題なので、「。」がつきます。その後は、最後まで続いています。
書いていくうちに言いたいことがどんどん出てきて、それを文字にしている点では花まるです!
でも、読みにくい。うれしいワクワク感が伝わりにくい。
「。」を増やしてみます。
(文を短くした例)
うれしいな。
明日はみんなでお出かけだから嬉しいと思う。
どこに行くかというと、箱根の温泉。
プールがあって、泳ぐのがすごく楽しみ!
妹と早く行って泳ぎたいな。
早く明日にならないかなあと思っています。
少し、言葉を足したり引いたりしましたが、2つの文しかなかったのを6こに増やしました。文を増やしただけで、分かりやすくて気持ちも伝わる作文になります。
実は、子どもだけでなく、大人も結構こうしたパターンが多いです。
文を短くするだけで、止まった作文が動き出します。
是非お試しください。
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