読書感想文は子どもひとりで書くのは難しくて当然

例年、読書感想文の宿題が困る!という声を聴きますが、最近は、選択制という方が多いです

つまり読書感想文を書かなくてもよい、という選択肢があるのです

やはり、読書感想文の宿題が「悪い」「役立たない」などのイメージで語られることが多くなったからでしょうか?

とうとう「生成AIで読書感想文を書いてはいけない」というニュースまで出てきましたね

 

それだけ、読書感想文は大変でうまく書けないもの、だから、AIに頼りたくなる代名詞となるほど世の人々は苦労しているわけです

 

 

 

文部科学省が公表した生成AIの小中高校向け指針にも読書感想文の言葉が出てきました

不適切な事例の一番がなんと

<1>夏休みの読書感想文やコンクール応募用に使ったのに、自分の作品であるかのように提出する

日刊スポーツ2023/7/4参照

 

だそうです。読書感想文が一番に入ってます

 

 

 

なぜ、読書感想文がこんなにも嫌われ者になってしまったのか?原因をいくつか考えてみました

 

 

  1. 原稿用紙3枚が多すぎる
  2. 原稿用紙3枚1200字の構成の仕方を学んでいない
  3. 身近な人が書いた読書感想文を読んだことがない
  4. 見本は、超真面目で勉強ができる子が書いたとしか思えない作品なので、自分が書ける気がしない
  5. 「感想文」だから「感想」を書くべきなのだけど、「面白い」しか浮かばない
  6. 本は好きだけど感想文は書けない
  7. 感想文を書くと思うと本の中身が頭に入らなくなる
  8. あらすじを書けばいいという都市伝説がある
  9. 前書き、あとがきだけを読めば書けるという都市伝説がある

 

最後の二つの都市伝説は、私が「読書感想文の書き方」を調べていた学生時代によく出てきた話題です

ですが、この「都市伝説の方法」で私は全く書けず、今思えば、文章が得意な人ができる書き方なんだろうと思います

 

 

子ども達も、何とか読書感想文を書こうと努力していますが、ひとりで書き上げるのは至難の業です

生成AIに頼りたくなる気持ちも分かります

大人でも難しいと感じている読書感想文を、子どもがひとりで書くのは大変難しい課題だと言えます

 

 

 

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