作文をきれいな文字で書かせたい時にやってみる楽しい方法

作文の苦手は「きれいな字」を求められること

子ども達に作文のどんなところが嫌い?と聞くと「きれいな字で書きなさいと言われるから」と答えます

子ども達の作文嫌いの理由第一位「きれいに書きなさい」と言われること

文字をきれいに書かせたいなら、習字や書写を頑張らせることです

または、提出用の清書をすることです。とはいえ、清書は2回書くことになるので、負担は大きいです

更に嫌になる要素が生まれてしまいます

そうは言っても、作文と文字の練習を一緒にするのは私は間違いだと思っています

 

文字を書くのが苦手な子ども達

ここ2,3年、子ども達は文字を書くのがとても苦手な傾向があります

思っていることを速く書きたいと思っても、手が追い付かないとか、疲れるなど、多く見られます

作文を書くために文字に慣れることは必要です

タブレットが普及した影響もあるのでしょうか?

 

 

文字を書く機会がどれだけ減っているか

私は小学校6年間毎日連絡帳の数行に、日記を書く宿題が課せられていました

多分、その頃の子どもはみんなそうだったと思います

私が子どもの頃を単純に計算してみると

365日×6年=2190日

 

1週間に一度だけ書くお子さんは

約52週×6年=312日

 

どれだけ違うかというと

2190÷312日=7

 

今の子ども達は、私の7分の1しか書いていません(概算ですが)

文字が苦手なのは無理もありません

 

これは楽しい!文字の練習

漢字の書き取り練習は宿題で出るのでよくありますが、創造性がほぼないので面白くありません

そこで思いついたのが

 

「今日の良い言葉」

と一行目に書き、新聞や教科書で見た「いいな〜」と思った言葉を、毎日同じ文字数だけ書き写す練習です

 

「いいな〜」が大切です

やらされている感があるとやる気はなくなります

 

そして、これを毎日の日記にすれば、「夏休み良い言葉特集」が出来上がります

 

好きなスポーツでもいいし、アイドルでもいい

 

選ぶ作業でその子の個性が表れます

「こんな言葉を選んじゃダメ」と言ってはいけません

 

文字数も自分で決めさせるのがいいです

 

文字に慣れるのは1週間や2週間ではできません

 

 

文字の呪縛をとっぱらってあげるだけで、作文が今までより楽しくなります

 

 

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