小学生向け年賀状の書き方【宛名面】
投稿日:2020年12月30日 | 最終更新日:2022年12月25日
ハガキの宛名面は大人でも難しい
今は、パソコンで全部印刷できますが、手書きの経験も大切、と思っている方にとっては、子どもにはどこまで書かせたらいいのか迷いませんか?
えんぴつで一生懸命下書きをした後がある年賀状をいただきます。それだけ、緊張して書いたんだな、と思いが伝わります。
また、宛名は親御さまが書いて、裏面を子どもが書いているものもいただきます。
私も、我が子が小さい頃は宛名は書いてあげました。大人でも手書きでハガキを書けと言われたら、難しいし、緊張します。
でも、これは慣れです。
パソコンがない時代のハガキは本当に美しいです。それだけ、「慣れていた」からです。
私は、中学生頃から家業の年賀状を毎年200~300枚、筆ペンで書いていました。多分、同じ年代の人より多く書いていたはず。ミスもそれだけ多かったですが、その中から分かったことが多くあります。
子どもが難しいのは漢字
ハガキのマナーなどの情報を見ていると「県名から書きましょう」というのがあります。でも、手書きで書いていると県名を書くとスペースがなくなり、失敗に繋がります。
パソコンは自動で県名に変換するのでそれでいいのですが、特に小学生は、手書きの場合、県名は必要ないでしょう。
郵便局へお話を聞きに行ったとき、局長さんに教わったことは
- 漢字はかけるところだけでいい
- きれいな文字より丁寧な文字で
- 郵便番号ははっきりと
ということでした。
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住所は漢字が多く、それだけで子どもは嫌になります。郵便番号さえ正しく丁寧に書けば、省略は可能です。
例えば、私の住所は
埼玉県川口市柳崎9ー9ー9 (※番地は架空)
です。
郵便番号が333ー0861です。すると
埼玉県川口市柳崎
までが333ー0861で分かるようになっています。
パソコンで郵便番号を入力すると分かりますが、この数字が住所の大部分を表してくれます。ですから、
郵便番号333ー0861 と 番地の9ー9ー9
だけでも届く仕組みです。
それだとちょっとカッコ悪いので、「川口市」からでも「柳崎(やなぎさき)」からでも書けるところから書けばいいのではないでしょうか。
コツは単純。左から書くだけ
宛名のバランスは大人でも難しいところ。
普通は相手の住所と名前から書くのが通例のようになっていますが、左側の自分の名前と住所から書くだけで結構気持ちが楽になります。
コツと言えないほど簡単なコツなのですが、これで今まで書いてきました。
手書きは嬉しい
今の時代、手書きのものを頂くのはは本当に嬉しいものです。パソコンの「うまさ」にはかないませんが、相手を思う気持ちは手書きが勝ります。
字がうまい下手、ではなく、「丁寧に」を心がければ相手にちゃんと伝わります。
そして、数をこなさなければ、慣れません。
手書きを経験させたいなら、とにかく書かせましょう。
そして親も、たまには手書きで書いてみませんか?
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