「さみしい夜にはペンを持て」同感!の部分と違う部分
さみしい夜にはペンを持て/古賀史健(ふみたけ) 著/ポプラ社
小説の形をとった文章指南の本である。
目次はまったくもってビジネス書。
しかし内容は主人公がタコの「タコジロー」。場面は海の中。ヤドカリの「おじさん」との会話が繰り広げられている。
同感!の部分
- 「書くってね、自分と対話することなんだよ」
書くことで自分の本心に気付くことができる - 「学校で作文を書いたり、読書感想文を書いたりするとき、おじさんは先生に褒めてほしくて、書いていたんだよ。おとなにほめてもらえるような作文を」
- 日記は毎日の出来事を記録するものではない。その日何を思ったのか、何を考えたかを書いていくもの。
「イベントがある日はいいけど、毎日お出かけしてるわけじゃない」
書くことは、自分の本音を自覚することだといつも思っている。そして、「提出する」作文は大人にほめてもらえるように書くのが嫌になる原因、と感じている。
子ども達は、「どこにも行かないから日記は書けない」と言う。しかしイベントがなくても日記は書けると言ってきた。
上記については全くの同感だ。
違う部分
- ネガティブな感情を過去のものにする
- ネガティブな感情と距離を置く
- 「(嫌いだ、のようなことばは)『書き殴る』ことばで、暴力のことばにちかくなる。ときにはだれかを責めるだけじゃなく、自分を責めていったりもする」
私は、「嫌いだ」などのネガティブな感情でもそのまま書いて、と伝えているが、ネガティブな感情は直接書かない方がいい、と言っている。自分を責める言葉にもなる、と言われてちょっとドキッとした。
人気の書籍で、図書館で予約して4カ月待ちの忘れた頃に手元にやってきました。
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