2020春おススメ作文コンクール!先生にさよならを言えなかった子ども達へ

投稿日:2020年4月22日 | 最終更新日:2020年5月3日

卒業式、修了式ちゃんとできましたか?

3月は、突然の休校で、卒業式は最低限の人数で時間も短くおこなったという方が多かったと聞きます。

学年の修了式もちゃんとできたでしょうか?1年間一緒に過ごした友達や先生とお別れの儀式ができたでしょうか?

ちなみに3学期は「終業式」ではなく「修了式」です。

1年間のまとめだからです。1,2学期は学期を終える。でも3学期の3月は1年間の学業や課程を全部終わらせたことを意味します。

だから、通知表の後ろは「〇学年の過程を修了したことを認める」というような文面があって、3学期に初めてそこにドーンと校長先生のハンコが押されるのです。

 

 

お別れがちゃんとできていないと

地域によって違うのですが、卒業式や修了式に転任、退職される先生が発表されるところと、新学期の始業式に発表されるところ、2種類があるようです。

私自身は、長野県で育ちましたが、小学校時代からずっと卒業式の後に辞める先生の発表を聞いてきました。自分自身も学校の先生を辞める時、卒業式の後に発表されました。

寂しい卒業式の流れの後に、先生とのお別れを知る。3月は寂しさをたくさん感じる季節でした。

 

しかし、埼玉県で育った我が子は辞める先生の発表は卒業式ではおこなわれず、新学期が始まってから知ることになり、嬉しくて新しい環境を複雑な気分で迎えていました。

お別れした先生に、ちゃんと話もできないままなのは、私の感覚としては寂しい気持ちでした。

 

今年は特に、ちゃんとお別れできなかった子ども達が多いのではないでしょうか?

 

お別れがきちんとできていないと、気持ちの片隅に寂しさだったり、むなしさだったりが残ってしまいます。子どもの場合は特に、自覚できていないので、時間が経ってから何か不思議な形で現れることがあります。

大人だって、お別れをちゃんとしていなければ、新しい道を歩むことはできません。大人は「何か変だ」それは何だろう?「お別れをしていないからだ」だから「もう一度ちゃんとお別れの儀式をしよう」という考えが浮かびます。

でも、子どもは「何か変だ。何が変だか分からない。どうしてなんだろう。」という意味もない不安となって気持ちの片隅に残ります。

それを自覚できていません。意味もない不安が「変な行動」を招きます。落ち着かなかったり、攻撃的になったり、イライラしたりということが。

おかしいな、と思って

「もしかして、○○先生とお別れしたの、辛かった?」

当たっていた時は、ぼわーっと涙があふれてきたりします。

 

ぜひ、お子さんに聞いてみてください。

 

子どもの気持ちを言い当てたブログはこちら→

 

 

第2回子ども作文コンクールがおススメなわけ

お別れをちゃんと言えなかった子ども達、ぜひ、先生への気持ちを言葉にしてみましょう。

先生に会えなくても、さようならの気持ちを言葉にすることがとても大切です。

第2回子ども作文コンクールのテーマは「わたしの先生、ぼくの先生」です。

ピッタリです!

チラシより

学校の先生、塾の先生、習い事の先生、クラブの先生・・・・・

みなさんにとって大切な「先生」への思いを原稿用紙につづってみませんか?

 

当教室宛に送られてきました

さらに

先生がテーマなら、どんなことを書いてもOK。普段は口に出して言うのははずかしいことも、文字ならすらすら書けるかも?

自分の素直な気持ちを作文にしてみよう!学年が変わったり、卒業・入学したいま、今までに出会った先生たちを思い出して書いてみよう。

とあります。

書き方のポイントもサイトに載っていますよ。

 

このコンクールのおすすめポイントをまとめると

  • お別れを言えなかった先生に思いを書ける
  • 低学年は400字から。高学年、中学生は800字からと書きやすい量
  • 海外からも広く募集している
  • 締め切りが6月15日なので、今、書くにはピッタリ
  • メールで応募できる
  • 応募者全員に参加記念品が送られる

 

前回のブログでも書きましたが、通常のコンクールは秋の締め切りが多いのです。この時期の募集は、貴重です。

 

 

応募に際し、気を付けること

応募要項をちゃんと読み、指示通り記載することです。

作文は子どもに書かせますが、応募は保護者が応援した方がいいです。書き方が違っていると事務局の手間がかかりますし、もし、良い作品なのに、応募方法が違っていたら、残念な結果になってしまうかもしれません。

送られてきた応募要項

そして、「指示通りに」ということは、今後、受験などでも必要なスキルです。

作文コンクールとは言っても、コンクールによって、用紙も、応募方法も全く異なります。それをちゃんと理解して、指示通り提出するということは、これから受験やさまざまな試験を受けるときの練習になります。

 

我が家は高校、大学と受験を経験してきましたが、学校ごとの違いに合わせるのが大変でした。応募要項をしっかり読み込んで、足りないことがないように、気を付ける。分からないことがあったら問い合わせる。

 

そんなスキルも練習できる良い機会です。

 

でも安心してください。こちらのコンクールは用紙類はすべてダウンロードできますし、書き方も親切です。

ぜひ応募してみてください!

第2回子ども作文コンクールのサイトはこちら→

 

 


■ 記事中で紹介している賞に関してのトラブル、入賞の可否等について当方では一切責任を負いません。ご自身の責任でご判断下さい。

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