コロナ禍ならではの行事や修学旅行の作文
投稿日:2021年11月25日 | 最終更新日:2023年4月5日
行けるかどうか不安だったのではないでしょうか?
今年の行事はおこなわれるか、行けるかどうか、ギリギリまで判断ができなかったりということが多くあったのではないでしょうか?
そして、昨年の学年では「行けなかった」という状況も見ています。
そうした中での行事はとても不安な気持ちが大きかったはずです。
- 書き出し
- まん中
- まとめ
この3つのまとまりに分けた書き方の例を挙げてみます。
1書き出し 不安だった気持ちを書きましょう
書き出しに、不安だった気持ちを正直に書くことをおすすめします。
- 昨年の6年生は修学旅行が中止になったから、自分達も行けないかもしれないと不安だった
- 運動会の練習をしていたのに、感染が減らないから中止になるかもと親が話していた
- これで中止になったら、思い出がなくなってしまう
- なんでコロナが流行ったんだよ
- なんで自分たちの学年ばっかり行事がなくなるんだよ。ひどい
などなど、子ども達に聞けば何か不安な気持ちが出てくるはずです。親御さまも学校の判断が決まらずにどうしていいか分からない気持ちもあったでしょう。
親の態度も高学年くらいになるとちゃんと見ています。
2真ん中 行事で感じたこと
行事がおこなわれたなら、その様子を書きます。
楽しかったこと、びっくりしたこと、予想外だったこと、など感じたことを書きましょう。
本当は、やることになっていたのに、感染対策という名目で中止になったものもあるでしょう。
もしくは、規模が縮小されたなど、予想していたのと違うことがあったはずです。そのようなことを書くとリアル感が増します。
- おじいちゃんとおばあちゃんも見に来てほしかったのに人数が決まっていたから来てもらえなかった
- バスに乗るときにいつもマスクを変えました。ビニール袋とマスクがたくさん必要でした
- 密はいけないと言っているのに、バスはぎっしり。大人の旅行のように2人席をひとりで使いたかった
- 旅館やバスの人が消毒を一生懸命してくれた
などなど、思い出してみると細かい出来事があったはずです。
3まとめ 行事を終えてどんな気持ち?
最初に不安がたくさんあって、いつもとちょっと違う様子で行事がおこなわれた。
そうして家に帰ってきたとき、どんな気持ちがわいてきましたか?
帰ってきて一発目の言葉が本当の気持ちです。
- 楽しかったー!
- 行ってよかった!
- 疲れたな
- 色々大変だった
- もっとやりたかった
まとめは、つぶやいた言葉を書き、なぜそう思ったかの理由を続けます。
そして、最初から読み直し、行く前の不安がどう変わったかも考えましょう。不安が消えたのかどうなのか。
最終的には「未来」を書くと終わります。
- この修学旅行は一生忘れないと思います
- 今度は、自分でもう一度行ってしっかり見たいです
- おじいちゃんとおばあちゃんと一緒にビデオを見たいです
終わりに困ったら、これからどうしたいかを書くとすっきりまとまります。
思ったことをすべて書く気持ちで
不安やコロナに対する文句を書いてしまうと、学校に提出しにくいかもしれませんが、今の世の中のありのままを書いた方が思い出に残ることは間違いありません。
そして、思ったことをすべて書いた作文は読み返しても面白い。
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