【開催レポ】稲浜小アフタースクールの子ども達と作文を書きました
投稿日:2021年8月5日 | 最終更新日:2021年8月10日
夏休みのプログラムとして
稲浜小学校(千葉市)のアフタースクールさまより夏休みのプログラムとして作文講座のご依頼を受けました。
夏休みは朝から夕方まで子ども達をお預かりする場所になります。放課後子ども教室と学童保育の一体型施設では、体験活動であるプログラムを実施し、行事をおこなって子ども達が楽しく、安心して過ごせるように工夫をしているようです。
そんな行事のひとつとして作文を書いてみたいとのご依頼でした。
6人の児童がパソコン1台でオンライン講座
稲浜小学校は千葉市、こちらは埼玉県。移動ができない状況なので、オンライン講座です。
オンライン講座はひとりに1台パソコンがないとできないイメージですが、コロナ禍の前から数人の子ども達に1台のパソコンで講座をおこなってきているので、抵抗はありませんでした。
自己紹介から始まって、ちょこちょこと画面の前で1対1で話す機会を多く設けました。
約40分間でひとり5回以上はパソコンの前にきてお話してくれました。
そして素早く書く!
また持ってくる。
そんなアクティブラーニング(意味が全く違うけど)の講座でした。
どの子もはっきりと話してくれましたよ。
くっつき言葉で好きなものを変身させよう!
初めて会う子ども達には作文って楽しいし、面白く書けるよ、ということを伝えるために、まずは今まで子ども達に好評だった「くっつき言葉」の作文を書いてもらうことにしました。
くっつき言葉は「めくり」でパソコン越しに選んでもらいました。
例えば「もも」を選んだとすると、次にくる言葉は?
レベル1の2!
「は」なので「ももは~」に続けて書いてね、というわけです。
「ももは 甘い」
「ももは おいしい」
などの文ができます。
レベルⅡの3を選ぶと「や」が現れます。
「ももや りんごは くだものです」
「ももや すいかは 夏に幸せになれる食べ物です」
などいろいろ考えられます。
こちらの講座はお家でもできるようにテンプレートがダウンロードできます。親子で楽しんでみてください。
親は「ビール」とかでも面白いですよ。そして、子どもに〇をつけてもらってくださいね。
今の気持ちを書こう
もうひとつ「今の気持ちを書こう」という講座を企画しました。
「今」なので
- 今初めてパソコンの前に来たこと
- 作文を受けると聞いてドキドキしていること
- 本当にできるかなと心配していること
など、そんな「今」を最初に文字にして自覚しておけば、作文に対する抵抗は減ります。
オンラインなのに、こちらもスケッチブックに手書きです。
作文用紙の書き方を説明して、「こんな言葉を今までの子どもたちは言ったよ」という例を挙げました。
過去に一番多かったのが
- やだな、作文
です。多くの子は、親が勝手に申し込んで、しぶしぶ講座に参加してきます。作文が苦手だから
- ドキドキだ
と思うわけです。
中には、作文が大好きな子もいて、
- 今よりもっと作文がうまくなる
と思ってくる子もいます。
そんな例をパソコン越しに説明しながらどんどん書いていきました。
「今まで知らなかった思いが出てびっくりでした」
担当者の方が、子ども達の作文を読んで、
今まで知らなかった子ども達の思いが表れていてびっくりでした。
とおっしゃってくださいました。
どの子も短い時間でたくさん考えて、自分に向き合って、そして文字にしていました。
最後は、自分で好きな丸をしてもらいました。花まるでもいいし、100点でもいいし、五重丸でもいいし、自分ががんばったことを自分で認めてほしいと思ってのことです。
担当者の方とは約3か月前から打合せさせていただき、丁寧で素早い対応にとても安心して進めることができました。
講座中は、子ども達6人(1講座6人定員)のサポートにてんてこ舞いしている姿が映し出されて、頑張る姿がとても素敵でした!
こんな風に、子ども達のことを大切に思って、いかに良い方向に成長させるか、考えている方がいる施設は、本当に素晴らしいなあと思います。
ご依頼、ご受講ありがとうございました。
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話を聞くだけの内容なので、作文に強い苦手意識がある場合でも気軽に受講して頂けます。
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