冬休みの思い出を書くことに挑戦!~過去の作文は難易度が高い~
子どもの本音を言葉に変換!
感じて考えて書ける子に
岩下作文教室 岩下春江です。
今日は満月ですね。
講座が終わって空を見上げると、大きくて輝いていて、とてもきれいでした。
「照明かと思った!!」
と生徒さんが驚くほど。
▼こちらは、午後9時30分頃なので、早い時間はもっとすごかったです。
さて、今日の課題は、「過去を振り返って書こう」ということで、
冬休みの出来事を思い出してみました。
実は、今回初めて過去を振り返りました。
今までは、目の前にある現実を書くことに重点を置いていました。
これらは、すべて、今、目の前にある
もの、ことを題材にしています。
子どもにとって、まずは現在の気持ちをきちんと
自覚して言葉にできることが大切です。
それができないと、過去を振り返ることは難しいです。
ですから、日記や、思い出系の作文は、簡単なようでいて、
過去を振り返る手間がかかるので、
私はあえて、慣れてから取り組むことにしています。
今日は、すっかり慣れてくれて、
なんと、おならまで出てしまいました!!!
子どもってかわいいですよね~(*^。^*)
面白いですよね~!(^^)!
おならが出るほど、気持ちを解放してくれたと私は捉えましたよ!
その雰囲気の中で、冬休みという過去を振り返って作文を書いてみました。
▼写真撮るよ、と言ったら頭を隠しちゃった
いきなり長い文章を書きません。
まず、冬休みのできごと、感じたことを箇条書きで書きます。
箇条書きはできるだけ短く、1行に1つの事柄、
ということを注意させます。
ついつい、1行の中に「○○へ行ったので楽しかった」のように、
【〇〇という場所】と【楽しかったという気持ち】の
2つの事柄を入れてしまいます。
この箇条書きは、量が勝負です。
時間を決めて、できるだけたくさん書く。
そのことで、脳から過去の情報を出しやすくなります。
次に、箇条書きの横に、ひとこと感想を書きます。
ひとこと感想とは、「そうそう」とか「すごい!」とか「あれ?」など
心の中に浮かんだ言葉です。
参考までに、岩下の冬休みの出来事メモです。
子ども達もこんな風に書き連ねた後、
ひとつを選び、作文を書きました。
クリスマス会について書いた子は、最初は、できごとの羅列になってしまい、
「読んだ人が面白くないね」と話しました。
クリスマス会のひとこと感想が、「楽しかった!」だったので、
何が楽しかったの?
どうして楽しかったの?
どこがいつもと違うの?
どんなことで笑ったの?
なにをして遊んだの?
など
質問攻めにしたところ、
一緒にクリスマス会をしたのは保育所以来の友達で、
みんなで集まって楽しく過ごせるのは最後の機会かもしれない、
だから、とっても大切な時間だったんだ。
という話が出てきました。
「楽しい」といっても、そこに理由や背景が必ずあって、
子どもによって全く違います。
「楽しい」の中身を言葉にできるようにするのが、目標です。
クリスマス会を書いた子は、大切な友達の話が出てきたら、
納得したようでした。
完成作品は、次回発表予定です。
作文は、寝かせることで、熟成します(^^)
ここを言いたかったんだ、ということが出てきます。
次回が楽しみです(^^♪
追記:
岩下の冬休みの作文は、リクエストがあれば、書こうと思います(笑)
「無料メール講座って登録したことがなくて心配」
という声を頂きましたので、Q&Aでまとめてみました。
ご覧ください(^^)
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