中三の11月、数学が全くできない時、どこから復習する?~家庭教師の経験~

子どもの本音を言葉に変換!

感じて考えて書ける子に

岩下作文教育研究所 岩下春江です。

 

学生時代、家庭教師をしていました。

彼女は、志望する高校がしっかり決まっていたのですが

実力以上の高校でした。

特に、数学が苦手で学校の授業についていかれませんでした。

まずもって、計算問題が全問正解できません。

当時の中学校のテストは計算だけで50点

その他で50点

計100点。

計算さえできれば50点取れますが

計算ができないということは、その他の問題は

更にできないということ。

 

中学3年生になっていました。

それも、11月。

 

原因は分かっていました。

計算ができないのは、分数が分からないから。

九九で間違えるから。

ちょっとしたミスです。

 

でもそのちょっとしたミスは

小学校で学ぶべきこと。

 

計算問題50点満点を目指したい。

 

 

思い切って小学校1年生からの算数を

学び直すことにしました。

 

親御さまにも、本人にも了承を取って

一か八かの大勝負。

 

高校入試に間に合うかどうか、本当に不安でした。

 

ところが始めてみると面白いように進みます。

「楽しい」

と言うのです。

 

小学校1年生の計算を馬鹿にするかと心配していたのですが

そんな気持ちは全くないようで、どんどん進むことが

本当に楽しそうでした。

 

小学校の算数の難関は分数です。

 

分数は何度か同じ問題を解きました。

面白いことに、中学3年の数学の問題でミスった分数は

何度同じことを言っても直らないのに

小学校の分数の問題は、直せばどんどん直っていくのです。

 

そうこうして因数分解まで進んできたら

学校の数学のテストがドーーーーーン!とあがったのです。

 

狙い通り、まずは計算問題の50点満点をクリア。

次に、後半の問題のミスがなくなってきたので

少しずつ点数をあげ、入試直前には7割から8割

取れるようになりました。

 

中3の始めは数学30点台だった子が

70点に!

 

志望校、見事合格です!

入試の前には、11月から解いた小学校の問題集を

山積みにして眺め、

これだけ頑張ったからできる!

と自信を持って臨みました。

確かに「山」でした。

 

 

その感動は、今もって忘れられません。

一か八かの大勝負は間違っていなかったと

自分の自信にもなりました。

 

 

一緒に勉強しながら思ったのは

学んで理解できる時期は

人それぞれ違うのではないか、ということ。

 

例えば、分数は小学校4年生で習いますが

全員小学校4年生で理解できるとは限らない。

しかし、小学校4年生で分からなくても

生活の経験を積み、自分の人生を生きていくことで

必ず分かる時がくる。

彼女の場合は、小学校4年生で分数は全く分からなかったけれど

中学3年生になった時、順序立てて学んだらしっかり理解できた。

 

 

学校で教わるときにしっかり覚えればいいのだけれど

「覚えられなかった・・・」

ということ、ありませんか?

 

 

彼女のように、思い切って学び直してみると

大きな成功が手に入るかもしれません。

 

 

 

中3の11月に小1の算数・・・・・

 

 

今思い出してみても、コワイ・・・

でも、算数が分からない時は戻るのが一番。

 

 

作文だって「習ってないから苦手」と思う人が

多くいます。

 

だから、一緒に学び直してみましょうよ(^^♪

 

 

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