【人に分かるように説明しよう】 2017年12月

えんぴつを説明するのに「えんぴつ」「書く」という言葉を使わずに説明する。

小3Tくん

この棒は いつも使っている身近なものだ。大きさはどのくらいだろう?この棒の長さは足の裏の長さと同じぐらいだ。

では次は太さを教える。その太さは小指と同じぐらいだ。色は物によって違って、長さも使うとべつべつだ。使えば使うほど短くなっていく。

これの使い方は紙にすべらすと黒い証拠が残る。そして、けずればけずるほど細くなり、使えば使うほど太くなる。

そしてこの棒の中心は炭でできている。木と木の間にはさまれている。

この物体の材料は木や炭でできている。この紙に棒を使ってこの文章を書きました。

では、この 僕の足の長さと同じぐらいで、中心に炭で作ったしんがあって、木にはさまれていて、使えば使うほど証拠が太くなり、けずればけずるほど、証拠が細くなるのはなんだ?

その名はえんぴつだ。

小3Tくん

この棒は いつも使っている身近なものだ。大きさはどのくらいだろう?この棒の長さは足の裏の長さと同じぐらいだ。

では次は太さを教える。その太さは小指と同じぐらいだ。色は物によって違って、長さも使うとべつべつだ。使えば使うほど短くなっていく。

これの使い方は紙にすべらすと黒い証拠が残る。そして、けずればけずるほど細くなり、使えば使うほど太くなる。

そしてこの棒の中心は炭でできている。木と木の間にはさまれている。

この物体の材料は木や炭でできている。この紙に棒を使ってこの文章を書きました。

では、この 僕の足の長さと同じぐらいで、中心に炭で作ったしんがあって、木にはさまれていて、使えば使うほど証拠が太くなり、けずればけずるほど、証拠が細くなるのはなんだ?

その名はえんぴつだ。

小3 K君

これはふしぎな木の物体だ。大きさは人差し指と親指をのばしたくらい。下からみるとダイヤの形だ。6枚の長しかく(ながしかく)で囲まれている。上から見たら丸に見える。

6枚の長しかくで囲まれている色は、いろんな色がある。木で作られているけど木の色はそんなにない。

まん中にはダイヤモンドをやわらかくしたものがあるけれど、ダイヤモンドみたいにキラキラじゃなく黒くてふしぎです。

(※ここから「使い方」について書く予定)

ふしぎな木の物体は なんとふつうに売っているえんぴつだった。

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【自分はどんな人間? 2017年10月 小5男子】

小学生カンゼン克服作文講座 基礎コース

全6回最終回の作品

題名  「〇○(自分の名前)の特長文」

 ぼくは、歴史が好きな人間です。とくに、戦国時代の真田幸村が好きです。

 なぜなら、昨年の大河ドラマの「真田丸」の中で真田幸村が一番かっこよかったからです。

 なぜかっこよかったかというと、大阪冬の陣で退却している真田軍の前で

「われこそは、真田左衛門佐幸村」

と言ったところです。

 思い出す場面は、ひとりで家康の陣に行ったところです。

 大坂夏の陣で真田幸村が、家康の首をとりに一人で行きました。だけど徳川秀忠の鉄ぽう隊にうたれて家康の首をとれないまま力つきた幸村は安居神社で自刃しました。

 映画も見ました。「真田十勇士」という映画です。

 なぜ映画を見ようと思ったかというと十勇士のことを知らなかったので、きょう味があったからです。 映画を見てぼくは、悲しい話だと思いました。

 なぜなら十勇士の中でも五人戦死しているからです。

 ぼくは歴史を知ることはおもしろいと思います。なぜなら、どんな人がどんなことをして名を残していったのかがよく分かるからです。

 歴史のほかにも音楽が好きです。音楽ではリコーダーが好きです。去年の音楽会で「もののけ姫」をえんそうしました。多分まちがえずにえんそうできたと思います。

 なぜリコーダーが好きかというとリコーダーの音が好きだからです。

 自分のとくちょうとしては、おとなしいと思います。「おとなしい」と言われるのは別に気になりません。おとなしくしていると静かなので先生にほめられたりすることがたまにあるからです。

 体育では水泳とか走ることが苦手ですが空手は好きです。

 なぜなら水泳は息つぎができなくて苦手です。走ることは足がおそくて持久力がないので苦手です。

 でも空手は体幹と安定感が大切なので苦手ではありません。ぼくはどちらかというと上半身のほうが強いです。空手の先生に

「下半身が七十才」

と言われました。それでいま下半身をきたえるトレーニングをしています。空手の何が好きかというと形です。形はかっこいいからです。

 最初から読んでぼくはけっこう特長があったなあと思いました。文を書いているときは一つの特長しか頭に入ってなかったのですが、最初から読むとすべての特長が頭に入ってきたのでそう思いました。

(905文字)

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【見てさわって感じて書こう 2017年9月 小3男子】

ゆうれいの形のスポンジで。

題名「こんなんで作文が書けるのか!?」

先生がふくろに手を入れろと言った。

ぼくは、なにがくるんだろう。

作文にきたのになんでふくろの中に手を入れるんだろう。

ふしぎだった。

ふくろに手を入れてみた。

スポンジだ。ふわふわしていた。

それに穴があいていた。

形がまるかったようなきがする。

今度は何をするんだろう?

先生がひとつとれと言った。

はっぱみたいな形だった。

さらにまん中に穴があった。やっぱりスポンジだった。

どうさわってもスポンジだ。

やっぱりふわふわしていた。

スポンジだと分かったわけは、しぼんだりふくらんだりしたからだ。

やっと先生が見ていいと言った。

どきどきした。さっきのやつ(予想)が当たっているかな?

ぼくは見た。

あっ、顔だ!

さっきの穴が二つが目で、一つが口だ。予想がぜんぜんはずれてた。

まさか穴が顔だったとは思わなかった。

形がはっぱだと思っていたのに ゆうれいだったとは。

こんなスポンジのゆうれい、どこでうっているんだろう。

ぼくはスーパーとかで見たことがない。

はじめて 個々の作文教室にきてみて

思ったことをぜんぶ書いてちゃんとした作文ができるとは思わなかった。

すごくおもしろかったから今度も来たい!(475文字)

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【しりとりうた 2017年2月 小3男子、小6男子】

「いろはにこんぺいとう」だけ決めておいて、真ん中は自由に連想してつくる。

相談して書くと思っていたら、ふたりで交代して書いていた。

いろはにこんぺいとう

こんぺいとうはしらない

しらないは未来

みらいはワクワク

ワクワクはたんけん

たんけんは楽しい

たのしいはゲーム

ゲームはどきどき

どきどきは卒業式

卒業式は かなし

かなし は 別れ

別れは中学校

中学校は大変

大変は仕事

仕事は大人

大人は たいほ

たいほ は けいさつ

けいさつはパトカー

パトカーはひかる

ひかるは いろはにこんぺいとう

【感じて書こう 2016年9月 小3男子A君】

イタリア製の蝶の形の七色のマカロニを触って、見て、においをかいで。

A君

「ぐみか?」
先生がぼくの手に なにかおきました。
どんなかたさ?
何するのか?
リボン?
あっ、貝かも!
どんな色?
貝だとは思わなかった。おれてしまった。やべ!
でも先生が、おれてもいいよといったので ぼくは、ほっとした。
僕は見て、よそうがあたったことがわかった。
「やっぱかいだ」
ぼくはうれしかった。
だけど、先生が
「これは、マカロニ」
だといって ぼくは、びっくりした。まさかマカロニだとおもわなかった。

B君

「えっ?」せんせいが ぼくの手に何かおきました。
「どんな形だろう?」
「なんだろう?」
「いろは たぶん みどりいろだなあー」
ぼくはみました。いっしゅん びっくりしました。
オーマイガー!
なんでか。
「これどうなってんの!!???」
「まじかぁ!!」
ぼくは また 見ました。
「そんなのだったの!!!!??????」
キャンディーか!!
なんだこれ
ぼくは よそうがあたった。でこぼこでみどりいろがはいっていました。
これはマカロニだと先生がおしえてくれた。
そのとき どきどきしていた。
こんなマカロニは、イタリアなのかとは思いませんでした。

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【感じて書こう 2016年10月 小3男子】

椿の実を触って、見て、においをかいで。

「バッテリーカカオ」

ぼくは おどろいた。

なぜかというと それは色がこくて 半分だったから。

先生がぼくの手に 何かおいた。

目をつぶったまま だったから びっくりした。

さわったら まあるい。

虫にさされたみたいに はれていた。

木でできているようだ。
わっと見てしまった。

どうしても見たくなってしまったから。

こい色が見えた。
やっと見ていいことになった。
あ、知ってる!カカオみたいだ。

ちゃいろっぽい 木みたいな かたちだ。
さわっていたら ころがった。

ぼくの手のひらに 7こ 全部はいった。
ぼくはこれに なまえをつける。

バッテリーカカオだ。

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【修学旅行の作文 2016年11月 小6男子 】

ぼくの修学旅行

この作文を書くように言われた時、
ぼくは修学旅行で学んだことを書かなければいけないのだと思った。

でもぼくは、友達と遊んだことがまず浮かぶ。

ホテルの部屋でやった王様ゲーム。

学校でやってもあまり盛り上がらなくておもしろくないけど、
なぜかホテルでは盛り上がる。

そういえば大貫の時もそうだった。

男子だけで始めると、なぜか女子が増えていく。

少なくとも十人くらいはいる。

いつもはあまり笑わない子が大ばく笑している。

成り立たない会話がまたおもしろい。

いつもと違うおもしろさに、ぼくも楽しくなる。

こんなふうにホテルの部屋で楽しく遊んだことは忘れられない。

きっと大人になってもいい思い出としてみんなで話すだろう。
ぼくは、東照宮だってちゃんと見ている。

建物が特に気に入った。

門が補強工事でよく見えなかったが、
柱にたくさんの彫刻があってきれいだった。

三猿の八枚の彫刻と眠り猫。

ぼくはこの二つばかりを見ていた。

教科書で三猿を見たとき、
ぼくは一匹ぐらいちゃんとかくしていないのがいるかも知れないと思った。

が、本物を見たらみんなちゃんとかくしていて変なのがいなかった。

教科書とはちがうはく力を感じた。

登りの階段がつらかったが、がんばって登ったかいがあった。

教科書とちがうといえば、東照宮の大きさだ。

教科書の写真では、門の中に墓があるように見えた。

全体の大きさが体育館一つか二つくらいだと思っていた。

ところが実際に見てみたら、小さい物から大きいものまで
建物がいくつもあった。

こんなに建物があるとは思わなかった。

体育館一つどころではない。

山一つ分だ。

ぼくにとって修学旅行は、友達と過ごした大切な思い出になった。

そして東照宮の大きさと美しさを知った。

やはり本物は教科書の写真とはちがう。

まさに「百聞は一見にしかず」だなと思った。

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