作文を教えるワザを身に付けたのは新聞投稿とモニター

自分の子どもが小学生の時に作文を教え始めたのが、作文教室を開いたきっかけです。

その時教えたワザは、私自身が新聞投稿とモニターで培った書き方で、いわゆる「まじめな子が書いた作文」ではありませんでした。

 

私がつかんだ、新聞投稿の書き方はどんなものかというと、

  • 自分の経験がもとになっている
  • ひとつの作文に内容がひとつ
  • 何度も読みたくなる

 

当たり前といえば、当たり前ですが、これらをすべて満たすと採用され、謝礼がもらえます。

謝礼ほしさに投稿にはまりました。

すると、謝礼をもらえる投稿はどんなものなのか、じっくりと読んで研究するようになります。

まさに、読解力が身に付きました。

 

そして、最終的に「これはいける!」と思った投稿は70%以上採用されました。

過去に私自身が採用されたものは

  • 朝日新聞 読者投稿欄「声」
  • 朝日新聞 埼玉版「ひとこと言いたい」
  • 朝日新聞 生活面「ひととき」
  • 朝日新聞 読者投稿欄「声」
  • 朝日新聞 テレビ欄「はがき通信」
  • 毎日新聞 日曜版「みんな集合」
  • 埼玉新聞 「つれづれ」
  • 琉球新報 「いこい」
  • JAF Mate 「お便り王国」
  • ファンケル 「元気生活」
  • 東京新聞ショッパー 「あのことこのこと」
  • 全国信用金庫協会「楽しい我が家」
  • オルビス カタログ雑誌「La」
  • マルエツ 「くらし方録」

 

 

我が家は朝日新聞なので、毎日読むため採用数が多くなっています。テレビ欄では「」で(○○才女性)という3行ほどの掲載でしたが、ちゃんと謝礼がありました。

琉球新報は、沖縄で買ってきたおみやげを包んであった新聞を見て応募しています。

 

そして、地域密着型が採用率が高いことにだんだん気付いていくのです。

 

★これら投稿はこちらで見られます→→

 

モニターの応募は超難関!

同時にモニターにも応募していました。

私が採用されたモニターは

  • 国家公務員に関するモニター(人事院)
  • 県政モニター(埼玉県)
  • 朝日新聞紙面モニター(朝日新聞社)
  • 電気通信サービスモニター(総務省関東総合通信局)
  • 厚生労働行政モニター(厚生労働省)
  • 食品表示ウォッチャー(農林水産省委託日本農林規格協会)
  • 国土交通行政インターネットモニター(国土交通省)
  • 川口商工会議所ネットモニター(川口商工会議所)

 

これらは、指定された日時までにレポートを提出します。しかし、国家公務員とか、電気通信とか、厚生労働などは、今まで感心も持ってこなかった政治に関わる分野です。

それでも、調べたり、感じたことを書いて提出しました。知らなくてもとにかく書く!提出する!というワザはここで身に付けました。

 

モニターに採用されてからの仕事はこのようなものでしたが、それ以前に採用されなければなりません。

それが大変なのです。

「なぜこのモニターに応募したか」を説得力を持って、選ばれるように書かなければなりません。

ここには、自己アピールをしっかり入れることが必要でした。自分はこんなに頑張るし、実績もあるし、日々、精進しているからこのモニターをやるのにふさわしいよ、ということを書くのです。

今まで、自分をアピールしたことがなかった私にとって、とても大変な作業でした。

でもこの応募をすることで、自分の良さを自分で知り、自分で自分を認められるようになったことは確かです。

 

採用されなかったものも多くあります。特に放送局関係は、「絶対いける!」と思うほど良くできた志望動機だったのに、同じ局を3度も落ちました。

 

こんな風に、新聞投稿とモニターの経験で、求められるものを書くにはどうするか、というワザが身に付きました。

 

 

学校の先生も経験しています

初めて務めたのが、荒れている中学校。

机やいすが飛び交う授業も経験しました。先生になりたての新米だったので、子ども達も甘く見ていたのは間違いありません。でも辛かったですね~

そんな中でも先輩の先生方は、子ども達と向き合って日々授業に取り組んでいました。

3年間、失敗も多くありましたが、なんとか務めました。

 

次に赴任したのが、小学校。

どんな授業が子ども達のためになるのか、いろいろと試行錯誤しました。

 

学生時代から、筑波大学付属小学校の研究会に通っていたので、先生時代も続けて通いました。

全国の先生が集まる「学校公開」などにもよく参加していました。

そこで学んだのは、子ども達をどう育てていくかという根本的なところでした。

 

 

高校受験直前に小学校の問題集を使った家庭教師の経験

学生時代のアルバイトとして、家庭教師をしていました。中3の生徒さんを担当した時、高校受験を控えているのに、小学校からのドリルをやり直すという、賭けに出たことは貴重な経験です。

その子を見ていると、つまづいている場所が中学校で習う場所ではなく、小学校での勉強でした。

学年は中3。中学生だから、中学生の問題集を使うべき、という固定概念がありました。

 

悩んだ結果、小学校に戻って、量をこなそうと決めました。受験直前には、こなした問題集が山積みとなり、勉強した量が視覚的にも分かり、自信を持つことができました。

 

この時の経験で、学年では計れない、その子だけの進度があり、それを見極めて伸ばしていくことが必要だと実感しました。
それには、思い切った判断力が必要です。

生徒さんは、無事、志望高校に合格しました。

 

誰でも分かりたいし、知りたいし、勉強ができるようになりたい

それを叶えるのが自分の仕事だ、そう思って子ども達に接しています。

 

 

子育てと進学塾講師

子育ては、本当に大変でした。今まで2000人以上の子ども達と関わってきましたが、我が子が一番難しく、大変だとと痛感しました。育てやすいということはひとつもありませんでした。

学校での失敗は数知れず。連絡帳にあまりにも書くので、先生から逆ギレされたこともあります。
「私は充分やっているので、これ以上できません」と。

我が子が小学校に入学して、学校と関われることが嬉しかった気持ちが出てしまったのでしょう。

先生方はさぞかしやりにくかっただろうと今になって反省しています。

 

そして、進学塾の講師も3年ほどやりました。

ある時、集団授業で作文を書く課題がありました。予想通り、「何も書くことがない」といいます。

楽しかった行事について書かせたところ、これまた筆が進まない。

「一番楽しかったのは何?」と聞くと、「友だちとUNOをやったこと!」

それを書けばいいというと、「いいの?本当にいいの?」

それは嬉しそうでした。

子ども達は、書くべきことを選んでいると気付いたのがこの時です。

 

「何でも書いていいよ」と言って、何でも書く子どもはいません。

先生が「何でも書いていいよ」と言ったからその通り書いたら

クラス中の大問題になったから、もう書かない

といった子もいます。

 

当教室に来る子ども達には、自分の気持ちをそのまま書いてほしいと願っています。

本音をそのまま出してほしい。

本音を出しても「ここは安全」と思ってもらえる場にできるよう、精一杯努めています。

 

★指導歴・掲載歴→→

 

 

よみカル浦和【めざせ100作文!小学生のための作文教室】

日時 第2・4週 土曜日 16:00~17:15 【4/27、5/11、5/25、6/8、6/22】

場所 よみうりカルチャー浦和 さいたま市浦和区仲町2-5-1ロイヤルパインズホテル地下1階

持ち物 筆記用具 (用紙はこちらで用意)

受講料 3ヶ月5回13,500円 ※以下参照

問い合わせ・申込み よみうりカルチャー浦和 048-824-5711(9:45~20:30)※日曜は17時まで

 

受講料について

受講料13,500円
教材費 1,620円
設備費 810円
(会員証代216円)

合計=15,930円(新入会の方は16,146円)

1回あたりで計算すると、3,186円(受講料+教材費+設備費)

★詳しくはこちら→

 

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