留学生向け日本語作文講座【法人様向け】

こんなシーンで

アジア圏などからの留学生が日本で活躍する場面が増えています。日本語学校に通い、日常会話は困らない語力は身に付いているのに、仕事上のやり取りがスムーズにいかない場合はありませんか？

日本語のインプットではなく、アウトプットを中心にした講座をおこないます。

日本語のアウトプットとは、日本語の文章を書く、つまり作文を書く、ということです。

すでに、日常会話には困らない語力を身に付けているので、誰もが書きやすい生活や仕事に密着した文章を書いていきます。

アウトプットを中心にすると、短期間でビジネスの即戦力となる日本語能力を身に付けることが可能です。

自分の気持ちを自覚し、職場で自分の考えを伝えられるようになるため、毎回「今の気持ち」を題材に書きます。心配なこと、頑張っていることなど、文章に表すことで精神の安定が得られます。祖国を離れ不安な気持ちを癒す効果もあります。

メールは文字で相手に伝えなければなりません。誰もが知っている身近な「机」や「ペン」を文字にするとどうなるのか。自分が分かっているようで、人に伝えるとなると案外難しいことに気付きます。料理や道順などの説明も、効果的です。

留学生たちが心配なのは、敬語、ビジネスメールの書き方、電話応対だと言います。それらの「型」を知ることで安心が得られます。会社に合わせた方法に対応していきます。

上記３つの内容をおこなうことで、自分の仕事に自信をもって活躍できる人材を育てます。

上記に加えて、講座で書くだけでは正しい学習をしているか分かりません。書いたものを徹底的に添削をし、清書に書き直すまでの指導を丁寧に行います。その結果、大量のアウトプットによる自分への自信が生まれます。

ソフトウェア開発事業を手掛ける川口市の株式会社工房様での講座内容です。

ベトナム、中国、韓国、ネパール、ウイグルなどからの留学生が活躍していらっしゃいます。システムエンジニアという職業柄、日本語での正しい説明、社内でのスムーズな情報共有、自分の考えの表現が必要とのことでご依頼頂きました。

今の気持ちを書く
毎回おこないました。祖国の家族に連絡したこと、街で初めて経験したことなど、自分の気持ちを自覚し、相手に伝えられるようになっていきました。
説明の練習
自分のペンを文字で説明する、好きな料理の作り方、川口駅から会社までの迷わない道順など書きました。料理は、お国柄が表れて楽しい反面、独自の食材や道具の説明をするのは、自分には当然でも相手には初めてである難しさを実感しました。
社内ビジネスメールの書き方
まずは、返信の書き方。次に自分でイベントを企画して返信をもらうメールを書きました。日時や締め切りなど、相手に分かりやすい書き方をお互いに発表しあうことで学びました。

上記内容を３カ月間６回コースと１２回コースの２クラスに分けて実施させて頂きました。