「自分の書いた作文にはこんないいところがあったんだ~!」~子どもの感想より~
子どもの本音を言葉に変換
感じて考えて書ける子に
岩下作文教室 岩下春江です。
文通してます
西堀作文クラブの子達に、宿題を出しておきました。
「岩下に手紙を出したら、写真つきのハガキを送るよ」
返事が届きましたよ(^^)
まだ3年生なのに、宛名も自分で書いて
文章も一生懸命書いて、おまけに折り方も凝ったりして。
便箋を選ぶこと、切手を選ぶこと
そんな手間をかけてお手紙を送ってくれました。
きっと、ママが一生懸命横について
宛名の書き方を教えてくれたと思うのです。
我が家の娘が小学校3年生の時は、
宛名を書かせるだけでヘトヘトになってましたから^^;
子ども達の感想にびっくり
先生が「すごいね」って言ったりしてくれたので がんばろうと思いました。
おかあさんも「すごかったね」っていってくれたので またかきたいと思います。(小3 Nちゃん)
岩下がほめたこと、おかあさんがほめたこと、
このことで、やる気が出たのですね~
これからも、子ども達にきちんと
良いところを伝えていかなければ、と改めて感じました。
▼切手が途中で落ちてしまったらしい。
郵便局員さんも子どもだからと思っておまけしてくれたのかな?
自分のかいた作文には、こんないいところがあったんだ~!と思ったよ!!
(小3 Aちゃん)
これを読んで、びっくりしました。
Aちゃんは、自分の作文の良さに気付いて自分で自分をほめました。
なぜ、自分の作文の良さに気付いたかと言うと、先生にほめられたから。
そして、自分の作文がほめられたことに、とってもびっくりしたようです。
自分の作文に良いところがあるとは思っていなかったんでしょうね。
その驚きが、イラストにも表れていました。
▼Aちゃんのイラスト
▼拡大するとAちゃんが「よくできました」と書かれた手紙を見て
びっくりしています。
頭の上にピンクの大きなびっくりマーク(!)が
あるんですが、上の画像で見て下さい。
Aちゃんは、思ったことを文章にすることが苦手だったようです。
でも、一緒に作文を書いて、苦手意識が薄れてきた。
おまけに、自分で自分を認められるようになった。
大きな成長です。
本音を言える場をつくろう
子ども達を見ていると、自己肯定感(自分は自分でいいと認めること)が低い子が案外多いです。
日本の子ども達の自己肯定感は、他国に比べても低いというデータもあります。
「自分って天才!」と言えば
「バカじゃない~?」と友だちから思われるから言わない。
じゃあ、どこで自分を認めればいいの?
自己肯定感を高めるには、自分らしさが出せる場所で
思い切り自己表現をする以外にありません。
思い切り自己表現をしたら、周りの子ども達がそれを認める。
場をしきる大人も認める。
そうした本音を言える場所が必要、と感じています。
文通は楽しい♡
最近、手紙の良さを、機会があるとお伝えしているのですが
本当に、いいですね。
何度も読めるし、読むたびに何か感じるところが違う。
子ども達と文通でつながっていきたいです(^^)
体験講座を受けてみませんか?
作文を書きたくない、強い苦手意識がある場合は、話を聞くだけの内容があります。
「作文が苦手だけど楽しく書けるようになりたい」など
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