「読む」と「書く」どっちが先?~読解力再び~
子どもの本音を言葉に変換!
感じて考えて書ける子に
岩下作文教室 岩下春江です。
私の実家は至る所に本が積まれています。
高校生の時は、すでにひとり一本本棚がある勘定でした。
4人家族だったので、4本と使わなくなった食器棚にも本が入っていました。
地方なので土地が広いというのもありますが、
母が、「捨てない人」だったので、今でも小学校の頃に読んでいた本が出てきます。
そんな風に、家中どこにでも「本」がある環境でした。
だからなのかは分かりませんが、読むことが苦ではなく、図書館でもいろいろ読んでいました。
余談ですが、4月に教科書をもらうと2歳下の妹が私の国語の本まで全部読み切っていました。
もらったその日に、です^^;
ですから、自分は妹よりまだまだ読書は甘い!という認識でした。
↑↑実家の本棚じゃありません。イメージですよ^^;
読解力は、「読まなければ身に付かない」と言われます。
私は、かなり本を読んだ方です。
でも、読解力が身に付いたか、と言ったら疑問です。
読解力とは、「文章を正しく理解する能力」です。
物語はサクサク読めるけど、説明文とか、新聞は全く理解できませんでした。
いわゆる、「説明的文章」という種類のものです。
ところが、学生時代、論文を書いたら「説明的文章」が少し分かるようになってきたのです。
そして、新聞投稿にはまって、せっせと文章を書いて投稿するようになったら
これまた、論説が分かるようになってきたのです。
私は、「読む」ことが入口だったのです。
でも、「読む」のが苦手な子はいつまでたっても読解力は身に付きません。
だったら、「書く」という入口から入ってもいいのではないでしょうか?
「書く」方が、「読む」より短時間で成果が現れます。
卵が先か、ニワトリが先か、という話がありますが、
「読む」のが先か、「書く」のが先か、も同じことだと私は考えます。
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