「作文が本当に楽しく書けるの?」~松伏町出張レポ~

子どもの本音を言葉に変換

感じて考えて書ける子に

岩下作文教室 岩下春江です。

 

今回の出張講座は松伏町

今日4月6日は松伏町へ出張講座へ行って参りました。

▼ここです。

「シルバー人材センター」とありますが、格安で部屋が借りられるそうです。

桜のピンクとからし菜の黄色がとってもきれいで、

こういう広々したところ、私、大好きです!

今日は男の子4人が集まってくれましたよ。

 

初めての子が多い場合は基本の講座「見てさわって感じて書こう」です。

お題はこちら。

きれいでしょう?何だと思いますか?

子ども達は「これ何?」なんて聞きません。

そう言えば最後にママ達に聞いても知りませんでしたね。

正体は・・・

お弁当用のしょうゆとかソース入れです(^^)

これを袋に入れて、触ります。

 

作文の条件は「文字は問わない」

「自分の中の言葉を出す」ことが一番大切なので、漢字を知らなくても、字を間違えてもいいよ、と言ってあります。

以下の作品で、もっとわかりやすく書いた方がいい、という部分があるのは承知の上、子ども達が書いたままを載せます。

漢字や文字に関しては指導しないから、というのが子ども達との約束です。

子ども達の作品

「いつもとちがう作文」    小3 Iくん

しらない人がいてすごくきんちょうした。ぼくは どきどきしていた。

まず、ふくろに手を入れたとき というのをやりました。

このとき きんちょうが すくなくなっていました。

あんしんしました。

ふくろに手を入れたら かるくてかたいし プラスチックみたいなものでした。

つぎに ひとつとった というものを やりました。

へこんだし かたいところがあって おとすと かるいものみたいな ものだとおもいました。

はじめになんで みせてくれないんだろうとおもってました。

でも やっとみれたので こういうものなんだなあとおもいました。

やっと見たとき 「えっ?」といってしまいました。そして すけてるんだなあとおもいました。

しかも かくかくしてる とおもいました。

ぼくはこれになまえをつけます。「かっくん」です。かくかくしているからです。(334文字)

Iくんは、初めて会う子ばかりだったので緊張していたようです。

でも、知らぬ間に緊張がとけて、目がキラキラしてきました。

「作文がたのしいか?」 小4 Sくん

「本当に作文がたのしいのかなあ」

作文がたのしいかわからないけど きた。

そしてふくろに手を入れたとき なにか 入っていると思いました。それは、かたくて、ボコッとして、ちょっとつるっとして、ながかった。

そして、プラスチックの石みたいだった。それにさわったら へこんだ。

ひとつとった。そして、さわったらへこんだら、上がまるで ふにゃふにゃしたし、

おとしたら「カラ」という音がした。

はやくみたくて きになっていた。見たら、

「なんだこりゃ、思っていたのとちがうじゃん」とおもいました。

ボコッとしていると思ったら、カクカクしていた。そして その色は黄色で、すけていました。

ぼくはこれに名前をつけます。「カクカクくん」。

なぜならカクカクしているからです。 (312文字)

Sくんは、作文が楽しくなると聞いてやってきたけど、「ほんとかな?」と信じられない気持ちでした。

仕上がった時に講座が終わってしまったので、

最初に書いた「作文は本当におもしろいのか?」の答えを最後に付け加えるといいよ

とアドバイスしました。真相がちょっと気になります^^;

「ふくろにはいったものは何だ」  小5 Eくん

ふくろにてをいれるときから 作文の内容になると思っていました。

ふくろにてをいれたときのことを かじょうがきにすることが 作文のはじめになると思いました。

ふくろにてをいれたら プラスチックの石かな?おもちゃのほうせきかな?

何かのぶひんかな?いっぱいあるからしゅるいもいっぱいあるかな?

と思いました。

ひとつとって つよくおしてみたら へこんでフニャフニャしていました。

でもかたいところもありました。

ひとつとっても まだ見ることができませんでした。

見てみたらカクカクしてよそうとにていました。

いろもちがうものがありました。ぼくはピンクいろだったけど 形はみんな同じでした。

とちゅうで ひじょうベルがなって すこしドキッとしました。

なにかおきたのかと思ったけど何もなくて良かったです。

なにもなかったので 作文にしゅうちゅうします。

さいごに名前をつけたいと思います。

「カクほう石」です。

理由はカクカクしていて上のキャップみたいなところが ほう石のようだからです。(416文字)

E君は、観察力がするどく、たくさん感じて気付いたことを書きました。

途中の非常ベルのくだりは、本当に非常ベルが鳴ったのです。

避難か、と思ったのですが、何事もなかったという事件です。

「これも書いていいよ」と言ったら、E君は書きました。次に登場するY君も書いています。

「ふくろの中の正体は」  小5 Yくん

なぜか目をつむりふくろの中をてでさわる。さわると目をまた開け、かじょう書きにした。

それからぼくは二つの思ったことを書いた。それは「へこんだ」と「イカのおもちゃ」だった。それからもう一度目をつむり ふくろの中に手を入れひとつとった。

まず後ろでもう一度さわった。それから目を開けて見てみた。するとそれは、香水の入っていないおもちゃだった。でも全体がすけていた。何だろうともう一度思った。

すると事けんがおきた。

それはキィーキィーと急にサイレンがなり始めた。みんなぼうぜんとしていた。

すると先生が行ってくれた。行ってみると男の人があやまってサイレンボタンをおしてしまっていたそうです。

数分後にサイレンはおわりました。火事とかじゃなくてよかったとほっとしました。

気をとりなおして もう一度書き始めます。このおもちゃに名前をつけます。

「ふしぎなつぼ」です。理由はつぼでは 常識をくつがえすようなふしぎなイメージだからです。

ふつうのつぼだと もっと地味でもう少し重いイメージがあるけど、この「ふしぎなつぼ」は明るくて とても はでな西洋風のつぼです。(465文字)

Yくんは難しい言葉をたくさん知っていました。「ぼうぜんと」「常識をくつがえす」

5年生で使えるとはすごいです。そして、光景が浮かんでくるくらい説明がうまいです。

Yくんが書いたとおりに講座は進みました。

タイトルも読みたくなる気持ちが起きませんか?

本当に作文は楽しく書けたのか?

「90分が早く過ぎた。」「またやりたい。」「良い作文が書けた。」

「みんなと作文を書けて楽しかった。」

そんな感想を書いてくれました。

最初は遊びの楽しさを想像していたかもしれませんが、

「できた」という楽しさを感じてくれたのではないでしょうか?

まとめ

一番大切にしたいのが「心の中に浮かんだ言葉をそのまま出すこと」です。

子ども達は頑張って、自分の中を一生懸命見つめました。

ともすると、自分は何を感じているのか、自分で気付かないことがあります。

気付かないことに慣れてしまうと、生きるのが大変になります。

そうなる前に、自分は本当はどう思っているのか、

自覚する練習が必要だと感じています。

 

今度はあなたのお近くへ参ります(^^)

お問い合わせのみでもお気軽にどうぞ。

 

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