読解力って何だ!?

子どもの本音を言葉に変換!

感じて考えて書ける子に

岩下作文教室 岩下春江です。

 

先日、「ぜひ読解力を教えてほしい!」

というありがたいお言葉を頂戴しました。

 

でも

実はわたし、

読解力という言葉、使ったことがありません(^_^;)

 

そのわけは、後半に取っておいて、

まずは、「読解力」とは

 

読解力(どっかいりょく、英:reading comprehension)とは、一般的には文章などを読み解く能力を指す。とりわけ日本では、国語教育を想定した上で、「教材としての文章の内容を正確に読み取る」という意味合いで用いられることが従来より多かった。

しかし近年、PISAの調査結果から、日本は国際的に見て読解力が高い水準にないことが明らかとなっている。

ウィキペディアより

つまり、文章を読んで、何が書いてあるか正確に意味が分かる力ですね。

PISAで調査をしたら、日本は読解力が弱いということが分かってしまった。

だから、世の中は読解力を身に付けるようにしなければ!という風潮になった。

 

PISAとは、国際的に行われている生徒の学習到達度調査です。

2003年と2006年が特に読解力の成績が悪かったので、問題になりました。

なぜかというと、数学や化学などの他の4項目の成績が良かったから。

読解力だけ、ドカーーーンと順位が低いるのです。

 

全体が低いのなら読解力が問題にならなかったでしょうが、

他がいいのに、1つだけ成績が悪かったので、

みんな「まずい!」と思ったわけです。

 

 

さて、もどって 読解力とは

文章を読んで何が書いてあるか正確に意味が分かる力です。

 

たくさん読めばいいか?

NOです。

読める子はそれで構いません。どんどん読みましょう。

問題は、本を読むのが苦痛な普通の子。

 

本を読める力をまずつけなければなりません。

 

では、どうやったら、本を読む力がつくか。

 

①簡単な本をたくさん読ませる

②文章を書かせる

 

どちらでしょう?

 

私は②の文章を書かせるを選びます。

その方が断然早い。

「作文を教えているからでしょ?」

と突っ込まれそうですが、以外にも、「書く」と「読む」は背中合わせです。

インプットとアウトプットと言った人もいます。

 

読みたいのなら、まず、自分の中にあるものを書いて出しましょう。

理由はふたつ。

①入れ物(頭の中)がいっぱいだと新しい知識は入らない。

②自分の考えを書くことで人が書いたものに興味が湧く。

 

書くから読める。

 

読めるから書く。

 

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上の図では、読んで→分析して→考えて→書いて→また読んで

と循環しています。

それが作文を書くことです。

 

 

読解力を「文章の意味が正確に分かる」という

意味でだけ使いたくなかったのです。

意味が分かっても、分析したり、それについて考えられなければ、

使える力ではない、と考えるからです。

 

 

作文を書いて、読解力以上の力を身に付けよう!!

 

それが、岩下の考えです。

 

 

 

 

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