方法を説明する時は「お札(おふだ)」を使う~公衆電話ふたたび~
子どもの本音を言葉に変換!
感じて考えて書ける子に
岩下作文教室 岩下春江です。
今日は、娘がお菓子作りをしています。
「書いてある通りにできないじゃんかよ~!!」
と怒ってます^^;
説明するということは結構難しい。
自分がちゃんと説明していると思っても
相手に伝わらないこともある。
それには練習が必要。
ということでまたまた公衆電話の出番です。
今回、初めて公衆電話を使う子がいたので、
「2時間前のTくんに分かるように説明しよう」という題にしました。
その時使ったのが「お札(おふだ)」
見せたら、子どもが「お札だ~!」と言ったんです。
①お札1枚に、やることをひとつ書く(つまり箇条書きです)
②順番に並べる。
③もし、間違えていたら並べ替える。
④できたら1枚の紙に貼る。
▼▼「おふだ」に書いて並べたところ
この方法は、途中で間違えたり
やっぱり順番が違うと気付いても直せます。
説明を書いているつもりでも
感想が浮かぶことがあります。
それも書いておいて、「感想」のまとまりにします。
▼▼3つのまとまりにしました。
▼▼少しわかりにくいですが、うすい緑色の紙に「おふだ」を貼りました。
この紙が
①使い方
②注意事項
③感想
とだいたい3つの項目に分かれます。
こうしてできあがった作品の「注意事項」の項目を紹介します。
この子はタイトルに自分の名前を入れてとても面白い!
F(自分の名前)が経験した注意事項
①受話器を持たないと入れた金、テレホンカードはもどってくる。
↑(注:受話器を持たずにお金を入れている子ども達です^^;)
②入れた分の金、テレホンカードがなくなると電話ができなくなる。
③電話のとちゅうでも受話器をもとの場所にもどせば、のこっている金、テレホンカードがもどってくる。
④プーップーップーッという音が鳴ったら受話器をもとの場所にもどしてやりなおす。
↑(注:お金を入れてすぐに電話番号を押さなかったので切れてしまいました^^;)
⑤「さとるくん」はやらないほうがいい
↑(注:今流行りの「こっくりさん」みたいなものだそうです^^;)
初めての経験を絵に描いて残しておきたかったようです(^^)
経験したことを絵に描くと、本当にリアルに再現しますね。
50円玉が使えない!というのも大きな驚きだったようです。
あと時代を感じたのが、電話番号は「押す」と言いませんか?
子どもは「入力する」と言いましたよ。
なるほど~
ぜひ、おススメします。公衆電話体験(^^)
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