食レポは内容が盛りだくさん過ぎて60分では不完全燃焼

子どもの本音を言葉に変換!

感じて考えて書ける子に

岩下作文教室 岩下春江です。

ハマる食レポ

最近、食レポにはまってまして、今日もやってしまいました。

まず、子ども達に「食べさせる」ことだけで嬉しくなります。

「食べる」と聞いた瞬間の子ども達の表情ったら!

親鳥が巣に餌を運んでいるような

いや、それよりも子どもに食べ物を与える本能的な喜びというか。

 

しかし、今日は喜んでばかりもいられませんでした。

食レポには膨大な内容が隠されていることに気付いたのです。

 

食レポって奥が深い

大きく分けて

○感情

○説明

 

感情は時系列で変わります。

・「食レポやるよ」と聞いた瞬間 →やったー!

・匂いを嗅いだとき →お腹がすいてきた

・食べた時 → おいしい~

・食べ物を作った人の思いを知った時 →そうなんだ。いい人だ。

 

 

これに合わせて説明が加わります。

・クッキーは2種類の味がある。それは・・・

・2種類のそれぞれの違い、それは・・・

・このクッキーはどんな思いで作られたのか

・このクッキーはどんな素材で作られているのか

・このクッキーはどんな人たちが作っているのか

 

 

これは、夏休みの自由研究になりそうなボリュームだと

感じました。

 

今日の子ども達の作品

小3男子

ラッキーーーーーーーーーーーーーー

クッキーだ~

いえ~い  食べられる~~~~~~~~

おなかすいていなかったけど、いがいとベーゴマクッキーが小さくて、かんたんに、食べれました。

でもベーゴマクッキーって何か わからんなかったけど、ベーゴマのクッキーだなとおもった。

でもベーゴマは見たことは、あるけどやったことは、なくて でも できて、うれしかったです。

クッキーは、1年に1つ くえるか くえないから、うれしかった。

プレーンとみそを食べた。

プレーンとみその本物のみためは、おなじだった。プレーンのにおいは、普通のクッキーだったけど、

みそはみそラーメンのしるのにおいだった。

プレーンの形とみその形は、六角形で大きさは十円くらいだった。

プレーンの色は、ちょううすい茶色で みそは うすい茶色だった。

プレーンの味は、あまくて、みそはまずかった。(357文字)

クッキーを食べられるよろこびがあふれています。

「みそラーメンのしるのにおい」

自分の今までの経験を振り返って「似たにおいがあるぞ」と思いだしたようです。

大きさを「十円玉」くらいと言っています。大きさを自分が知っているものと比較して書く、というのは大切です。

人に説明するとき、色々な要素が必要ですが、その大事なひとつが大きさです。

小学校3年生の普段の生活で知っているものと比較すると説得力が増します。

最後に「みそはまずい」と言っていますが、この子にとっての感じ方、ということで「美味しいはずでしょ!」と強制はしません。

内容が多いため、「プレーン」と「みそ」の言葉が多くなってしまい、まとまりがない部分があります。

「表」を使って自由研究ふうにする方法、改めて説明文として書く練習をする方法を今後おこなっていかなければならないと感じました。

小6男子

やったー クッキー 食レポだ! うれしー おなかすいてたー

今日は作文教室でクッキーを食レポした。

食べたクッキーはふつうの平らなものではなくて、ベイゴマの形をしたベイゴマクッキーだった。

あまり匂いはせず、プレーンとみそがあったけど、プレーンは味がうすくて、みそは味がこかった。色もプレーンが白っぽくて みそが茶色だった。

ベイゴマみたいにまわせるけど あまりまわらなかった。

ベイゴマクッキーは、埼玉県産の小麦粉を使用していることにおどろいた。

なぜかというと埼玉県で小麦を作っていることを知らなかったから。

いままでは 小麦粉はどこのでも変わらないと思っていた。

でも、自分がすんでいる埼玉県で小麦をつくっているなんて、どこでどんなふうにつくっているのか、作っているところを見てみたいと思った。(357文字)

食べられると聞いただけで嬉しくなる様子。

この子は、「埼玉県産の小麦粉」ということにすごく驚いていたので、そのことを集中して書いてみて、とアドバイスしました。

・なぜ驚いたのか、

・今まで自分が思っていた小麦粉に対するイメージ

・知りたいと思う欲求

これについて書いています。

この作品も、「埼玉県産の小麦粉」というタイトルの自由研究ができそうです。

 

夏休みの自由研究におススメ

今年の夏は、ぜひ、食レポに挑戦してみてはいかがでしょう?

説明すること、食べた感動、盛りだくさんの内容になること間違いなし(^^)

 

前回のベーゴマクッキーの講座はこちら→