子どもは何でも言うわけじゃないのはホントだった

子どもの本音を言葉に変換!

感じて考えて書ける子に

岩下作文教室 岩下春江です。

 

先日の講座で、衝撃的な発言が!

どういう場面だったかというと、今日は「日記」を書いていたんです。

ふと、止まるんですよ。

眉間にしわを寄せて考えてる。「うーーーん」と言いながら。

 

 

「どうしたの?」と聞くと、

「これ書いたら絶対怒られるよ」

 

ちょっと笑いながら答えました。

 

何に悩んでいたかというと、

 

「怒られない内容かどうか」

ということなのです。

 

 

 

どう思いますか?

 

 

怒られるかどうかを気にして

小学生が作文を書いているなんて!

 

 

「子どもは何でも思っていることを言う」

と思っている大人も多いです。

でも、私が会った子ども達、

なにがしかのフィルターが掛かっていることが多いです。

 

 

特に小学生は、親から怒られたくない、

先生から怒られたくない

友達に嫌われたくない

 

そんな気持ちが強くて

自分の本当の気持ちを言える場が少ないのです。

 

いい子に見せたい、というより、

みんなに迷惑をかけたくない、という気持ちの表れです。

 

生徒さんには、

「ここは学校じゃないし、私は何を書いても怒らないから

自分の思ったことを書いて」

と伝えました。

 

生徒さんが書いた日記の前半は、事実が書かれていて、

その後の自分の思いが文に表れていなかったのです。

そのことを話すと分かってくれて、

自分の気持ちを書いてくれました。

 

この生徒さんは、以前は、自分の思うまま書いていたんですって。

でも、ある時、思うまま書いた作文について

先生から、ひどく怒られたそうです。

 

それ以来、いつも「怒られないか」を気にしている

と話してくれました。

 

気にしているだけならまだしも、

なぜ怒られるのが嫌かというと、

 

「めんどくさいことにならないように」

 

だそうです。

多分、取調室のように聞かれるんでしょうね。

 

 

子ども達が「怒られないか」を気にして作文を書いている状況は、

ある意味、言論の自由に反すると思いませんか?

 

そして、こんなことを続けていれば、

いつか、自分の本音が分からなくなり、画一的な人間になります。

 

2020年の教育改革に向けて、記述式の問題が増えていきますが、

自分の気持ちを自覚して書く習慣が身に付いていないと、

 

「あなたの考えが分からない」

とか

「この小論文は、考え方が浅い」

とか

「これは誰もが考えることでオリジナリティーがない」

とか

 

そんな評価の論文ばかりになってしまいます。

 

 

岩下は、何を書いても怒りません。

だって、自分の発言や文章で波紋を巻き起こしたこと、数多くありますんで^^;

 

そして、岩下作文教室では、何でも言っていい場所なので(^^)

 

子どもが本音を言えるように日記で練習しましょうというのが

無料メール講座

「超簡単!ワクワク楽しい日記がスラスラ書ける7つのヒント」です。

 

思っていることを上手く伝えられない、

というお子さんにも使えます。

 

ぜひ、読んでみて下さいね(^^)

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