【開催レポ】「教えて頂いた内容だとすごく楽に書ける気がしてきました」~原稿用紙3枚を埋める読書感想文の書き方~
原稿用紙3枚を埋める読書感想文の書き方
読書感想文の多くは原稿用紙3枚という指定が多いです。
この3枚。
私自身、学生時代に埋められたためしがありません。投稿に挑戦したり、作文の仕事をするようになって、やっと埋められるようになりました。
分かったのは、
- 原稿用紙3枚は日記のように簡単に書けない。つまり難しい
- 原稿用紙3枚を書くための作戦が必要
これらをもとにしてお話させていただきました。
いろいろな形でご参加頂きました
募集時に、「子どもは学校なので親だけの参加もありですか?」
というお問い合わせを何件か頂き、親のみ、親子、子どものみ、どんな形でもOKとしたところ
- 親子
- 子どものみ
- ママ
- パパ
- 海外から
まさにいろいろな形でご参加頂きました。オンラインはこういうところが楽しいですね。
子ども達からの質問!
自分の気持ちを出すことが大切であることをお話ししたところ
Q 考えがいっぱいあるんだけど、どうしたらいいですか?
良い質問です!
自分には考えがいっぱいある、と自覚できているところがまず素晴らしいです。
岩下の答えは、
A いっぱいある考えを全部書きましょう
これにつきます。
自分の中にあるものは、出すのが一番。いっぱい出してしまいましょう。
ただ、低学年だったり、文字を書くのが苦手な場合は、保護者の方に書いてもらいましょう。
大事なのは、文字を書くことですか?考えを出すことですか?
感想文を書くときは考えを出すことが大事です。文字は、清書の時、子どもがきちんと書けばいいのです。
子ども達が恐れていることは、「字をきれいに書かないと怒られる!」ということです。
文字にとらわれて自分の考えを出せないのはもったいない。
私も子ども達と書くときは、代わりに書いてあげるときがあります。話していることをそのまま書いていきます。でも、そのうち自分で書きたくなって、仕上がってみると、私が書いてあげた文字より子ども自身の文字の方が断然多くなっています。
Q ストーリー性がある本なのですが続きを書いていいですか?
すでにあるストーリーから続きを書くのはとても良いことです。「続きはどうなるんだろう?」「私だったらこうする!」というようないろんな考えが浮かんできたのですね。
楽しい作文になりそうです。
ですので岩下の答えは
A どんどん続きを書きましょう。ただし・・・
今回のテーマは「読書感想文」でした。最終的に学校に提出する、ということがあります。
学校に提出したときに、否定されないようにしなければなりません。
ストーリーの続きを楽しく書いたのに、「これは読書感想文ではない」と言われてしまったら作文が嫌いになります。
事前に、学校から出される課題の内容を確認しておくことをお勧めします。
書いた後でお子さんが傷つかないようにしてあげる配慮も必要です。
とはいえ、書き出しを変えればこの場合も感想文になりますよ。
「私は○○の本がとっても気に入ったので、続きのストーリーが頭に浮かんできました。なので、私の頭にうかんだストーリーを書いてみます」
とか。
ご感想より
今後に役立つ内容ばかりで学生時代に聞きたかったと心から思いました。
紙を目の前にすると難しく考えすぎてしまいますが
教えていただいた内容だとすごく楽に書ける気がしてきました
ご感想ありがとうございます!
ぜひ、お子さんと一緒に書いてみてくださいね(^^♪
同じような経験がなければ「ないということ」を書けばいいことや、あらすじは書かなくても良いというのは目から鱗でした。
本を買ったお店や、情報を得たテレビ番組のタイトルを入れて文字数を稼ぐ!には笑ってしまいました。
確かにそうですよね…‼︎
ご感想ありがとうございます!
原稿用紙を3枚埋めるには、とにかく罪悪感なく文字数を埋めていくことです。お店、番組名、私はお勧めしています(^^)
読書感想文を90分で書けた! 子どもの素直な感性を引き出す7つの鍵
この7つの鍵で、子ども達が感じたことを引き出しています。
難しいことはひとつもありません。
「声掛けの例」も載せました。
お子様らしい表現でお子様だけの感想文が仕上がりますように。