読みたい本をどう探す?図書館員さんに褒められた本の選び方

馳星周の「少年と犬」を読みたかったけれど予約待ち多数

馳星周の「少年と犬」が直木賞を受賞したのは2020年のこと。犬がテーマで感動的、という評判でどうしても読みたいと思っていました。

それが、いつの間にか忘れて1年も経ち、ある日ふと思い出しました。

図書館で検索。

予想通り予約待ちが多く101人!

最近の出版でしかも直木賞受賞と人気の本なので、だいたいこんなところでしょう。

図書館の本は出版された年が新しかったり、人気があったりすると予約待ちをする人が多く、自分のところへ回ってくるのは一体いつになるか気が遠くなります。

しかし、図書館も人気がある本は1冊ではなく、何冊も置いてあるので、案外早く回ってくる可能性が高いです。



上記は、川口市立図書館の私自身の「利用者のページ」いわゆる「マイページ」なのですが、今読みたい「少年と犬」は予約が101人。でも所蔵が28冊とあります。

みんなが頑張って早く回せば、そんなに待たずに自分のところに回ってくるのでは、と思っています。

あくまで予想です。しかし、私自身は、予約待ちが多いだけで気持ちが沈んであきらめてしまいます。

 

と言いつつ、図書館大好きで利用しています。

読みたい本を探す方法~今どきの図書館の使い方 

目指す本がなくても検索方法を変えると近づける

しかし、今回は「少年と犬」をあきらめきれず、調べ直しました。

するとヒットした本がありました。

 

雑誌の「オール読物」です。

 

解説を読むと、直木賞特集ということで「少年と犬」も掲載されている。

これは、借りない手はない、ということで予約しました。

「書籍」になくても「雑誌」にある 場合があるということです。

 

 

 

作者で検索

また、「少年と犬」の作風がどんな感じか予想するのに、作者の馳星周のほかの本を読んでみたくなりました。

そこで、作者を検索 です。

すると、犬に関する本を多く書いていることが分かりました。

私も犬好き。馳星周作の犬に関する本を何冊か予約です。

 

 

図書館員さんに褒められました

上記に書いた一連の流れを、行きつけの小さな図書館(芝北文庫)の図書館員さんに話しました。

図書館員さんとは、時々本について話します。予約の本を取りに行くとき、「今日はお話しできるかな?」と楽しみにしています。

やはり、図書館員さん、「少年と犬」を読んでいました。私が「オール読物」を見つけたこと、馳星周のほかの本を選んだことを「いいですね!」と褒めてくださいました。

 

この時に予約して借りた本です。↓↓

 

調べながら、犬に関する本も出てきたので今度映画になる「犬部」も借りました。

 

目的の本にたどり着けなくても違う面白さ発見

残念ながら、雑誌には「少年と犬」の全部は収録されていませんでした。

しかし、直木賞受賞おめでとう!と有名な作家たちがお祝いの文章をたくさん寄稿していました。

これがまた、読み応えあり!どんな作家と交流があるのか分かります。

 

直木賞選考の過程も書かれていて、候補になった他の本との比較、選考委員の考えの違いも読むことができました。これが案外面白くて、候補になった他の本も次は読んでみようと思えます。

 

そして、作者馳星周はどんな所に住んでいて、何を考えているかも垣間見えました。書籍になってしまうと、小説の場合、作者の説明はかなり短い文章のみです。

それが、作者自身が書いているので、ものすごく身近に感じられます。

 

そして、今回借りた「ソウルメイト」「陽だまりの天使たち」。犬への愛があふれていました。犬の尊さ、賢さ、かわいらしさ、うなずきながら読みました。犬種ごとのストーリーが面白かったです。

ただ、一緒に借りた「犬部」を読むと、天と地の差です。「犬部」は犬を飼うことの厳しい現実。本当にそう!そうなんだよ!

と共感できます。

 

馳星周の本は、犬への理想…と私は感じてしまいました。そうあってほしいけど、そんな簡単にはいかないよ、という私自身の経験とどうしても照らし合わせてしまいました。

 

ただ、「少年と犬」はどなたかも書いていましたが、不覚にも涙が出てしまいました。

 

犬好きな人はどちらも面白いと思います。

 

同じ作者で今出版されているのはこの本のようです。「ジュニア版」とあります。

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