「吾輩は」で書き出したら大人でも面白く書けます
「わがはいは」の書き出し
子ども達に書いてもらったら、意外に面白いので自分でも書いてみました。
書き方、ポイントはこちら↓↓
☆★この言葉で書きだせば説明文も日記も読んでも書いても面白くなる
岩下の作文
吾輩はネコである。名前はミケである。夜が好きだ。特に岩下家のエアコンの上が気に入っている。友達のクロと声高らかに歌のうのが今の楽しみだ。クロとは声がよく合う。楽しすぎて声がどんどん大きくなる。
しかしその楽しみが、昨日、破られた。岩下家の中で大騒ぎが始まった。
「あのネコ何とかしてよ!」
「そんなことできるわけないだろう?」
「住みついたらどうするわけ?」
いつまで続くんだ、この騒ぎは。そう思ったら玄関の戸がガラッと開いた。
「あっち行け!」
女が叫んだ。
「あっち行けと言われてその通りにするネコがいる訳ないだろう」
男が言う。もっともだ。
「豆でもなげとけばいいでしょ!」
節分でもないんだから豆はないだろう。なんだ、この夫婦は。漫才やってるのか?
何かが飛んできた。豆でないのは確かだ。細かい水だ。シュッと音がする。あ、ぬれた。あ、冷たい。
ちっ、退散だ。
せっかくの楽しい夜が台無しだ。さて、明日からは違う場所を探すことにしよう。岩下家はもうこりごりだ。
(419文字)
実際のできごとをネコの目線から見てみました。結構面白くてついつい集中して書いてしまいまいした。
大人も、ぜひ書いてみて下さい。
お子さんが宿題をやる隣で書いてもいいですね。そして、お子さんに添削してもらう。
添削は、読解力を伸ばす良い方法です。
〇がもらえるといいですね。