本は1回しか読まないタイプなのに読み返してしまった久しぶりにハマった本
投稿日:2020年5月10日 | 最終更新日:2020年7月10日
本は「読み返す派」?「一度きり派」?
私の本の読み方は、手に入れたら一度しか読みません。繰り返して読むのはハウツー本とか手芸本くらい。小説は、ほとんど一度しか読みません。
ところが、ムスメに聞くと、一度手に入れたら何度も読み返すとか。一度目はざっくりと。二度目はポイントを押さえて。気に入ると10回以上読むこともあるそうです。
「一度切り派」の私が「読み返す派」に転向
ところが、この本に出会って「読み返す派」に転向してしまいました。
何度も読みたくなるほどハマったのです。
最近の本の入手先は図書館です。手元に置くと収納に困るからです。それまでは、とにかく手元に置いておきたくて、気に入った本はすべて買っていました。
ひとり暮らしなのに、押し入れ2つ分が本、という状態でした。ですから、引っ越しの時、売ったら諭吉さまが数人分になるくらいでした。
でも、今回は我慢できずついに買いました!
ついに買ったその本は
古内一絵の「マカンマラン」シリーズ
読んだことありますか?
1冊の中に短編が4話ほど収録されていてどこから読んでも楽しめます。
でも、1冊目から登場人物が蓄積されていくので、2冊目から読んだ私は強烈に1冊目を読みたくなり、再び2冊目を。そして、3冊目。
4冊目はまだ読んでいない。
だから、また1冊目から読み始め2冊目へ。
我慢ができず1冊目購入。2冊目購入。3冊目は残念売り切れ。だからまた1冊目。
と堂々巡りの過去にない読み方になりました。
私が好きなのは「離婚式」のシーンで主人公のシャールさんが現れるところ。
超カッコいい中年の壮年男性でまるでモデル。会場のみんなが見とれている中を、この話のゲスト主人公の女性をエスコートし、ダメ男をぎゃふんと言わせたときの爽快感。
もうたまりません!「離婚式」の話は特に何度も読んでしまいました。
「マカンマラン」はドラマ化すべき
「マカンマラン」は絶対にドラマ化すべきです!
何度も同じ本ばかりを予約してお世話になっていた、図書館職員の方とも意見が一致しています。
人はみな苦しいけど頑張っていてちゃんと生きていけるんだよ。というメッセージを感じます。
だから、ドラマ化してこの世界観を映像として見たい。
問題は主人公のシャールさんをどの俳優にやってもらうか。
私のシャールさん候補としては
- 山口 馬木也:身長180センチでガッシリ。剣客商売で大二郎役もやった堂々たる姿がいい。
- 斎藤 工 :体格的にはいいけれど、ちょっと若いかな。重厚さがもう少し欲しい
- 内野 聖陽 :彫りの深い顔立ちとドラァグクイーンとしての素養は「きのう何食べた?」で証明済みだが「ポセイドンのような女装」となるかな?
- 大沢たかお:体格OK。スーツOK。声がちょっと高めかな。ドラマ「仁」のイメージがあるからちょっと気が弱い面が気になる
- ミッツマングローブ:いっそ本物のドラァグクイーンに。スーツも案外いけるんじゃないかな。教養もあるし。
と、妄想がふくらむのであります。
ストレスが癒されて夢も見させてくれる。料理や風景、部屋の様子など、作者の古内一絵さんがイメージしたものを映像で見たい気持ちがいっぱいです。
本の紹介
一応、4冊シリーズですが、どこからでも読めます。
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人生には、辛いこと、苦しいこと、嫌なことはたくさんあるけど、大丈夫。大丈夫と思えて安心できる本です。大人だけでなく、本好きな小学生高学年くらいからも読めると思います。
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