旅行や行事の思い出を作文に書くコツ

旅行の思い出はたくさんあるので実は書きにくい

夏休みなどで家族で旅行に行った出来事を作文に書いて提出することがあります。できごとがたくさんあるから指定の枚数も楽々クリアできる!と思いがちです。

しかし、旅行は思い出の「ネタ」が多すぎるので、視点がぼやけてしまい、案外まとまった作文になりにくいのです。

紀行文、記録として書くのなら、日付と場所、出来事を時系列、または箇条書きで書いていけばいいのですが、それは作文とは言えないので「作文」として宿題で提出する場合は難しくなります。

 

 

旅行や行事の作文のおススメの書き方

思い出のネタが多すぎるので、作文として仕上げるなら、一番印象に残ったことをできるだけ絞って書きます。

旅行や行事が始まるときの気持ちと終わってみての気持ちの変化を書くことをおススメしています。

例えば、運動会を書くとして、テーマは「運動会」にしません。「運動会のかけっこ」などせめて種目などを絞ります。

  1. 始まるときはどんな気持ちだったのか、それはどうしてなのか
  2. かけっこが始まった時の様子はどうだったのか
  3. 終わった時、気持ちは変わっていたのか、変わらなかったのか、その理由は

 

というような大雑把な流れで書くと書きやすいです。あくまでも大雑把な流れ。真ん中(上記2)は自分が書きたいまま書いていっても大丈夫です。

とは言っても、どういう作文になるのか、実例がないと分かりにくいので、実際にオンラインバスツアーに参加した時のことを書いてみます。

 

 

オンラインバスツアーの作文

①始まる前の気持ち

「超ワクワクするーーーーー!!!」

②その理由

バス会社から旅のしおりとなんと、紙のシートベルトが送られてきた。紙だよ、紙!それも手書きで「シートベルト」と書いてある。その紙を切って貼って、自分でシートベルト作って用意しておかなければならない。あまりの遊び心に笑っちゃうくらいワクワクしてきた。

前日にはお酒とおつまみも。オンラインでバス旅をしながら食べるんだ、と思ったらこれまた面白そう。

まるで「バスツアーごっこ」

③ 旅行の中身→一番印象に残ったこと

当日は、両親もさそって、犬も一緒に画面の前にスタンバイした。両親も始まる前から喜んでくれて、父は旅のしおりを熟読している。母はお茶菓子を山盛りにして気合が入っている。

少し前に接続すると、なんと報道関係者が3社も参加するとのこと。映りたくない人は画面をオフにしてとのことだったが、我が家はテレビに出れるならこれほど嬉しいことはないので、画面はオンに。

自己紹介でニックネームと何県から参加か発表。我が家は画面の前に大人が4人と犬、それも茶色い大きいボクサーだから、これは目立つ!

みんなで歌ったり、クイズをしたり、ワープしたり、瀬戸大橋を渡ったり、神楽を見たり、1時間半があっという間だった。

我が家も画面を見ながら大盛り上がり。両親が喜んでくれたのが本当に嬉しい。

そして、終了後、チャットで報道関係者から「インタビューに答えてほしい人」ということで我が家が指名される。

更に、大盛り上がり!

テレビに出るかも、という期待とワクワクで、まるで宴会かというほど盛り上がった。

ついに「りきちゃんち」が指名され、リポーターの質問に答え始める。私が参加した理由を話し、父は「お酒飲んでるんですか?」と突っ込まれたのに、いつものナイスボケが出ない~。母は、今から歯医者に行くっていうのにインタビューを待っていて、「実は、コロナで旅行が中止になりまして…」という今どきの事情を優しく丁寧に話した。

翌日、テレビでこのツアーとインタビューが放送された。我が家は出るかな?みんなドキドキしてテレビに見入っていると、

出たーーーーー!!!

出ました。「りきちゃんち」。コロナで旅行が中止になったという母の話が字幕付きで流れた。私、あんなに話したのにカットか、ちょっと残念。しかし母が映ったことで、親戚からたくさん電話をもらったそうで喜んでいた。嫁の株が上がったというものだ。

④終わった時の気持ち

本当に参加してよかった~。

⑤その理由

両親が喜んでくれたのも嬉しかったし、偽物シートベルトや旅のしおりがついた本物の「バス旅ごっこ」は最高だった。オンラインなのに五感を刺激させる仕掛けのアイデアはすごかった。この旅は自宅から自由に出かけられない人にも楽しめられる可能性があると思う。世界中のオンラインツアーがある事を知ったので、今度は世界のツアーに参加してみたいと思う

⑥最後に題名

題名:テレビに出たよ!楽しかったオンラインバスツアー

 

事前に贈られた手作りシートベルトなど

 

さすがに午前中にお酒は飲めませんでした。残念!

こんな感じでバスツアーに参加

解説

 

上記作文の「オンラインバスツアー」はネタがたくさんで、絞るのが大変でした。

「瀬戸の花嫁」をみんなでアカペラで歌ったのは手作り感があふれてて面白かったけど、歌詞が欲しかった!もっと歌いたかった!とか、バスの運転手さんは本当にバスの背景だ、とか、ガイドのさきちゃんは笑顔が本当にかわいくて親しみやすい人だったな、とか、コトバスは面白いネタをどうやって考えるんだろう、とか1時間半なのに書ききれないくらいのネタがあります。

その中で、「我が家がテレビに出たよ」ということが一番だったので分量を多くしてみました。

作文を書くときは、題名を1行目に書きますが、書く順番は一番最後です。全部作文を書き終わった後で題名を書くとしっくりきます。
ですので、上記作文は題名を一番最後に書きました。

行事の作文は、書く前にどの部分を一番書きたいか、を考えておくとスムーズに書けますよ。お試しください。

 

 

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