成人式の在り方を変える時期かもしれません

投稿日:2020年1月25日 | 最終更新日:2020年1月29日

成人式の体験を書いたらご感想を頂きました

わが子の成人式の会場は予想外だった、というブログにご感想をいただきました。

そのブログはこちら>>

成人式ぼっちでも大丈夫。これからの人生を考えるきっかけになる

 

成人年齢が今の20才から18才に引き上げられるのは2022年4月。つまり現在の高校1年生(2020年1月現在)は高校3年生で「成人」ですね。

成人式をいつにするかいろいろな議論も出ているので、これからさらに成人式について考える機会が増えることが予想できます。

 

 

現場を経験している方のご感想

 

長年成人式にかかわるお仕事をされているKさんのご感想です。

成人式の出席は、小・中学校が市外の人は元々参加しません。

小・中学校市内で高校が市外の人は半々位の参加

小・中・高校が市内の人は、多くの人が参加していると思います。

成人式が終了した後は多くの人が同窓会になるようです。

成人式会場には行きたくないし、特に会いたい友達もいないので、また着物のことがよく判らないので、振袖は着なくて良いと考えている成人女性が増えています。しかし、母親が必死に着なさいと勧めるので、仕方なく振袖を着る人が増えているように思えます。

成人のお祝は、市町村の公共行事で無くとも良いのでは無いかと、長年思ってきました。

個性化の時代、其々の祝い方を考えたほうが、本人のお祝を本当に心から祝えると思います。

 

Kさん、ありがとうございます。

現場で長年感じてきたことを書いてくださいました。

 

このご感想から読み取れることは、

  • 市外の学校を選択すると成人式の出席率は下がる
  • 成人式に行きたくないが、親の意向で仕方なく振袖を着る女性が増えている
  • 成人式は公共事業でなくてもよいのではないか

 

特に、成人式に参加したくない人がいる!ということ。私が感じただけではなくて、長年成人式の仕事をしている方も同じように感じているのですね。

 

そもそも、小学校から市外に出てしまうと市町村の成人式には知り合いもいないので、寂しい思いをするのは当然なので、参加しているのかな、どうなのかな、と思っていました。

やはり、参加していないのですね。

参加しない方がいいです。というのは、会場に展示してあるものは、中学校の写真と市内の小中学校からの電報だけでした。(川口市の場合です)

中学校ごとの席を設置する市町村もあるといいますね。市町村によって、このあたりは変わってくるのだと思いますが、特に小学校から市外の学校を選択できる環境にあるところは、自分が部外者であることをまざまざと突きつけられて、寂しい思いをする会、と思われても仕方ないのではないでしょうか?

ですから、「公共行事でなくてもよい」というお考え。納得です。

 

 

 

振り返って我が家の理想の成人式をシュミレーションしてみた

我が家はひとりっこなので、最初で最後の成人式となりました。

兄妹や近い従姉がいれば、それなりに予想はできますが、それもできず、とにかく川口市の成人式に出なければ!という考えでいました。結果、呉服屋との折衝に労力を費やした成人式でした。(費用とスケジュール)

おまけに、学校がはるか遠くで、行き来もままならない中、祖父母の期待を受け、「成人式に参加するもの」という意識で突き進んできました。

 

今思う理想の成人式は・・・

  • 大学2年生の春休みが一番ゆっくり長く帰れるので、時期は大学2年の2月か3月
  • 場所はおしゃれなホテルで
  • 家族、親戚特に祖父母と一緒に会食
  • 成人の誓いを言わせる
  • 親になって20年の挨拶をする
  • 振袖を着て参加。親も着物、スーツ、おしゃれして。
  • 最後にホテルの写真館で全員で記念撮影。

これいい!

ホテル結婚式のミニ版という感じ。

ホテルさん、百貨店さん、このプラン、売り出しませんか?売れますよ。きっと。

川口市にはおしゃれなホテルがないので、浦和とか大宮あたりで需要があるかも。小学校から都内に行く子は多いですから。

プラン採用されたら、ぜひ教えてください(笑)

 

着物好きの意見として振袖は着てほしい

振袖は、着物の中でも超豪華、年齢制限ありの貴重品です。おおよそ20代で未婚女性が着るとなっています。(あくまでもおおよそ)

全身、豪華な絹と鮮やかな色で包まれるぜいたくをぜひ味わってほしいです。

 

「着物は苦しい」というイメージをつくられるのが、多くは成人式ですが、着せ方がうまいと苦しくないし、着崩れません。

振袖は、着物の面積が多いので特に重いですし、帯も変わり結びをするので、頑丈に結ばれます。ですから、着物は辛いイメージになるのもうなずけます。

でも、振袖は「特別」です。振袖以外だったらそんなに重くないし、慣れれば快適です。

 

絹は暖かいです。何枚も重ねるということもありますが、良い絹はふんわり暖かです。そして、帯でがっしりとお腹を包むので安定感抜群です。

帯の威力は、女性の身体にとってもいいんですよ。冷えないから心配するほどトイレに行かないし、長時間立っていられる。腰がしっかり支えられているからです。

草履も慣れるとスニーカー並みにガシガシ歩けます。

と、余計なことを綴りました。

まだまだ、着物のおすすめポイントを書きたいのですが、それはまたの機会ということで。

 

岩下、こんな感じです

 

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