成人式ぼっちでも大丈夫。これからの人生を考えるきっかけになる
成人式会場近辺を散策しました
親が成人式を見に行くなんてありえない!と思っていたのですが、着付けから同窓会、最後は最終の新幹線に乗る予定があり、自然と成人式会場をウロウロすることになりました。
みんなに会えて楽しくしているグループが多い中、
- ひとりきりでたたずんでいる子
- 晴れ着でベンチに座ってずっとスマホに目を落としたままの子
- グループの会話に入れず、何とか入ろうと努力している子
など、楽しんでいるとは思えない子たちががいることに気付きました。
中には、記念品だけをもらって親が迎えに来た車で早々と帰っていく子もいました。車の中で親とどんな会話をしたのかな。
親に心配をかけさせたくないから出席してる?
晴れ着やスーツを着て、ひとりでいる子は、親に「行ってきます」と言って出かけてきたのだと思います。
特に女の子は何カ月(いや1年以上)も前から親子で準備しています。
親も楽しみにしているでしょう。
だから親には元気に「行ってきます」と言ったかもしれません。
でも、会場で話せる友達はいない。
時間がくるまでひとりで時間をつぶすしかない。
ぼっちでいる姿を親には見せたくないと思いながら。
小学校、中学校、高校の嫌な思い出もよみがえる成人式
楽しい思い出を共有できる素敵なイベントであると同時に、いやな思い出もよみがえることもあります。
すでに「過去」になっていればいいですが、まだ忘れられないこともあるでしょう。
そんな思いを持っている子にとっては成人式は悪夢がよみがえるイベントかもしれません。
どうしても嫌なら欠席もありでしょう
不登校を無理やり登校させることはしないように、成人式も無理に出席しなくても問題ないと思います。
「家族ごとの成人式」もいいな、と終わった今は思います。
私の時代は晴れ着を着る日が成人式だけだったので、写真を撮るには必然的に成人式出席でした。私自身も、成人式に出るのは躊躇しました。「ぼっち」だったからです。
でも、今は写真を撮る日は別に設けられることが多いので、家族で一緒に写真を撮って、お世話になった人とご飯を食べてお祝いをする、そんな成人式もいいと思います。
成人式ぼっちはまさに大人への試練の第一歩
成人式ぼっちを悲観してはいけません。
もし、ぼっちで過ごしてしまって、「自分、ダメだ・・・」と落ち込んでいるなら、その気持ちを捨てましょう。
あのキラキラの会場の中にひとりでいられたことが立派です!
もし、いやな思い出があっても出席したのなら、本当によく頑張りました!
あなたはえらい!これから頑張れる。
「成人式ぼっち」は大人になるための試練だったと思いましょう。
世の中というものは、周りの人がキラキラに見えるものです。特に自分がうまくいかなくて、落ち込んでいるときの周囲のキラキラ度は半端ないです。
自分ってダメだ、うまくいかない、みんなはキラキラでうまくやっているのにどうして自分はダメなんだろう
そんな風に感じるものです。
50歳を過ぎたおばさんでさえ、そう思う時がたくさんあります。
でも、それが大人の世界。
これからの人生、こういうことがたくさんあります。それを先取りして経験できた、と思いましょう。
人生、こんな感じなのね、と。
そんな中で生きていくには「自分は自分、大丈夫」と呪文をかけます。
だって、人生は自分で切り開くものだから。
どんなにキラキラでも、どんなにぼっちでも、同じように人生は与えられています。
それをどう生きるかは、自分次第。
人生をどう生きるかを考えさせられるのが「成人式」というキラキラに見える会場なのかもしれません。
どう生きるかは、自分の中に答えがあります。
それを自分で見つけていくのがこれからの使命。
新成人の皆さん、応援しています。
体験講座を受けてみませんか?
作文を書きたくない、強い苦手意識がある場合は、話を聞くだけの内容があります。
「作文が苦手だけど楽しく書けるようになりたい」など
コメント欄でお気軽にご要望をお寄せください。