子どもが進路を決められないとき無料で使った役立つイベント

自分が何をやりたいか分からない子ども達

ここ最近、生徒さんから進路について相談を受けることが重なりました。

高校受験や大学受験に際して、子どもがやる気にならないけどどうしたらいいか、というものです。

「これをやる!」と決まっている子はその道に進むために調べて行動していけばいいのですが、

「何をやればいいか全く分からない」という子どもはどうしていいか親も困ります。

でも、何をやればいいか分からないのは、まず、最初の段階です。

「何をやればいいか分からない」と気付くから、どうしたらいいか考えていけるのです。疑問も持たないうちは、進路について考える段階に入っていないということです。

 

親だって分からない

そういう親だって、我が子に合う学校とか、進むべき道、とかは分かりません。「我が子はこうなってほしい」という希望はあっても、本当に子どものためになるのかは違います。

我が家の体験では、学校は忙しそうで相談できる状況ではありませんでした。おまけに、どんな学校があるかさえ知らない。

私自身は、県外出身なので、全く分からず、主人は川口出身とはいえ、30年前の情報が役立たない。

そんな状況だったので、中学に入学したときから高校受験に対して焦っていました。とにかく親が情報を集めなければこの子の将来はない、と思っていました。

 

子どもが大きく変わったのは高校の先生達と話してから

何も知らない私たち夫婦は、とにかく情報を集めようと必死でした。そのために使ったのが「合同説明会」と「学校訪問」です。

高校受験の際は、合同説明会5回、学校訪問のべ22校に行きました。

 

合同説明会や学校訪問では、個別に高校の先生と話せます。今の成績のこと、将来の仕事、生き方のこと、埼玉県独自の入試方法のこと、などなど、一気に我が子の30歳くらいまでの置かれる状況が見えてきたのです。

 

通知表のコピーなどを持って行くと、成績分析をしてくれて、良いところと改善すべきところを指摘してくれる場合もあります。それが、的を得ていて役に立つ!

 

学校側は生徒を獲得したいので、大学進学率なども親に向けて話します。最初はピンとこなかったのですが、いくつかの学校の話を聞くうちに、学校によって「強い進路」というものがある、と気付きました。

 

高校の先生方は、我が子の顔を見て話をしてくれました。

親や先生以外の大人と話す機会は子ども達にはほとんどありません。それも、初めて会う大人と話す機会は、ほぼないのではないでしょうか?

黙っていてはいけないので、合同説明会や学校訪問に行くときは課題を出していました。

 

親から進路の話をされると反抗するけど、初めて会う大人から聞けば受け入れる

課題は、必ず会った先生にひとつ質問をする、ということです。

ともすると、親だけが先生と話して、子どもが何も話さずに個別相談が終わってしまうということがあったので、

子ども自身が先生と話すために、どんな簡単な質問でもいいから話すようにさせました。

本当に単純ですよ。

  • お弁当を持ってくる人はどのくらいですか?
  • 部活はクラスの何割くらいやっていますか?
  • 女子と男子の割合はどのくらいですか?
  • いじめはありますか?

などです。

最初は、声が小さくて話すだけで緊張していたのが、受験前の面接の練習で「非常にはっきりしゃべれて良い」とほめられるほどになりました。

 

親の前では反抗的な態度しか取らないのに、高校の先生の前では小さくなっているわけです。素直に話を聞きます。

そして、自分が知らない世界があることを知り、自分には未来があることに気付いていったように感じました。

 

まだ遅くない。気付いた時から行動

進路に困っていたら、合同説明会や学校訪問をおすすめします。子どもの進む道が少しずつ見えてきます。ネット社会ですが、やはり学校は毎日通うもの。実際に学校に行ったり、先生の話を聞くことが刺激になります。

「まだ全然決まっていないんです」

とおっしゃる方もいらっしゃいました。心配なら、今から行動です。気付いた時から行動すればいいと思います。

 

高校受験のことをメインに書きましたが、この流れで大学受験も乗り切りました。

学校に行って、話を聞いて、生徒の雰囲気を見て、と五感を使うことで、自分の進路を自分の問題として感じていけるのだと思います。

無料なので、大いに活用すべきですよ。

 

◆参考◆

激しくも笑える岩下家の高校受験体験をブログにまとめてあります。気になる方は参考にしてみて下さいね。

埼玉川口 学校では教えてくれない高校受験体験記
2014年5月から11月までの7か月間で、 合同説明会5回、学校訪問のべ22校、集めたパンフレット100校以上。 この経験から語る 高校受験体験記。