【開催レポ】公衆電話の使い方を説明しよう~SRカルチャー~2019/8/26~

全員が初めての公衆電話

公衆電話の使い方を説明するという題材がメインですが、今や珍しい存在となった公衆電話を使ってほしいという願いを込めてこの講座をしています。

 

数年前にもやりましたが、その時より、「初めて率」が高く、全員が今まで掛けたことがない、と言っていました。

ただ、知ってはいるものの、どこにあるかとか、どんなときに使うかなど、疑問も多く感じた講座となりました。

 

さて、使えるか?

SRカルチャーは浦和美園駅の3階にありますので、そこからエレベーターで1階まで降ります。

電話マークがあります。

 

掛ける順番を決めるよ!と言うと、とたんに焦り出す子どもたち。ドキドキしたようです。

 

悲壮感漂う表情でしたが、順番に掛けていきます。中には、受話器を取らずにまず、10円を入れる子もいます。

「使い方が書いてある!」

電話の下に、今や使い方が書いてあるんですね。

子どもたちは色々観察しながら、体験します。

 

 

どこに掛けて何を話せばいい?

この日の課題は、ただ電話をかけるだけなので、誰に、何を伝えるかは、考えさせていませんでした。

親御さま達は、番号をメモして持たせてくれたり、あえて、何も言わなかったり、体験を貴重なものにするために気を遣ってくれました。

そして、子どもたちは気付くのです。

「番号は?」

だいたい、お母さんやお家の番号に掛けたいと思うのですが、番号を知らない。特に、携帯電話でなく、家の番号を知らない子が多くいました。

ですので、岩下の携帯や家に掛けてもらいました。

 

体験をまとめる時は「お札」を使って

今、体験してきた公衆電話の使い方を文字にします。順番通りに書いたつもりでも、後から思い出すこともあるので、大きな付箋紙「お札」と言ってますが、使って書いていきます。

 

すると、使い方の他に「気付いたこと」「感想」などカテゴリーに分かれるので

「お札」の場所をうつしたりしてまとめます。

 

 

感想は?

正直な気持ちが表れています。

どの子も携帯電話に掛けたので、10円では11秒から12秒くらいでした。

 

 

 

なるほど。

どうして緑色なんでしょう?調べたら面白いですね!

カードは「テレホンカード」のことです。見たことがないので、どんな風に使うかも想像がつかないのです。

 

 

ぜひ、お子さんに教えてみて下さい

携帯電話を持たないお子さんに、公衆電話の使い方を教えたと聞きました。携帯電話は便利だけど、災害時は困るということに、子どもたちも気付きました。

使い方の説明が書いてあっても、これだけ、緊張して、ドキドキするのだから

いざという時、使い方を知っていれば安心材料が増えます。

 

この題材、自由研究にもすごくいいな、と思います。もう夏休みは終わっちゃいますけど。

来年の課題としてもいいですよ。

 

 


岩下作文教育研究所  岩下春江

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