祝!新聞投稿~優しい気持ちが表れました~

「どうして文集に載らないのかな?」

彼女の学校では年度末に文集が発行されるそうです。そこで掲載されるのは、

「選ばれた作文」

ずっと、文集に載りたいと思っていたと言います。でも「どうして載らないのか分からない様子」

とは、ママの言葉でした。

夏休みを使って作文を克服

普通の日は忙しいので、時間がある夏休みを使って作文を克服しようと

小学生カンゼン克服作文講座の導入コースを受講して下さいました。

 

 

 

最終回にどうして作文が掲載されなかったか理解できた

6回目の最終回の作文の中に、なぜ学校の文集に載らなかったのか、自分で分析していました。

その理由は

「自分の気持ちが作文に入っていなかったから」

自分で載らなかった理由を引き出せたのです。

 

新聞投稿をおすすめしたら、ママと一緒に挑戦してくれました。

 

読売新聞埼玉版2018年9月30日(日)ジュニア文芸より

掲載された紙面です。

 

埼玉版なので、埼玉県以外の人は残念ながら読めません。

 

掲載された作文を紹介します。

「夜にまくらのにおいをかぎたいな」

今日は作文教室で「におい」をテーマに考えました。前回思いついた好きなにおい、きらいなにおい、おいしいにおい、あまいにおい、すっぱいにおい、くさいにおい、なつかしいにおい、天気のにおい、場所のにおい、九このにおいのしゅるいの中でも好きなにおいは、いつも使っているはみがきこのにおいとまくらのにおいです。二つの中でも一番好きなのは、まくらのにおいです。

 

休みの時、お母さんがまくらをあらってくれたせんざいのいいにおいが好きだなあと思いました。まくらのにおいは、あたまをまくらにのせたとたんに、ふんわりしたいいにおいがひろがるので、お母さんがいそがしい中でもあらってくれてうれしいなといつも感じます。なので夜はぐっすりねむることができます。

 

まくらをたたくとせんざいのかおりがします。わたしはこのかおりが大好きです。

 

今思うと、まくらのせんざいのにおいというのは、いつも使っているせっけんのにおいに近いことに気がつきました。せっけんは、家から帰ってきた時や、手がよごれた時にいつもつかっているのに、どうしてせっけんのにおいがまくらをあらった時のにおいに近いということに気がつかなかったのかな?

 

まくらをあらってくれた時と、あらわない時のにおいは少しちがいます。洗ってくれた時は、せんざいのとてもよいかおりがします。でも、あらわない時は、洗剤のにおいがうすくなっているのでかなしいです。お母さんがまくらをあらってくれた時は、心がほかっとあたたまります。今度お母さんがまくらをあらってくれる時は、いっしょにあらってみたいなと思いました。

 

小3 E・Mさん

「心がほかっとあたたまります。」

すごく素敵な表現がうかんだな~と感心しました。

ここは、後で、推敲して付け加えた部分です。やはり時間が経つと推敲の効果が発揮されます。

 

講評として

まくらに込められたお母さんの愛情が、ひしひしと伝わってきます。

温かいコメントを頂けました。

 

Facebookに投稿したらメッセージも頂きましたよ。

素晴らしい作文
3年生とは思えないです!
とても穏やかなお子様が書いたのでしょうね

その通り。穏やかな子です。でも茶目っ気たっぷりで面白くてかわいいです(^^)

 

 

内容は導入コースの「におい」の作文

小学生カンゼン克服作文講座の導入コースは、五感を鍛えて言葉に変換することを目標にしています。

「見る」「聞く」「嗅ぐ」「さわる」「味わう」

をテーマに作文を書きます。

「嗅ぐ」というテーマでも子どもによって全然違います。

Mちゃんは、いろいろと考えを巡らせる中で「まくらのにおい」に行き着きました。

 

現在は、オンライン日記講座で、今度こそ学校の文集に選ばれることを目指して作文力を磨いています。

 

新聞投稿も、また挑戦するそうです。

 

新聞投稿は、子どものやる気を出すのにとても良い方法です。小学生こそ新聞に投稿しよう→

ぜひ、試してみてください(^^)

 

 

岩下作文教育研究所  岩下春江

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埼玉県川口市柳崎5丁目
(ヨークマート柳崎店徒歩2分)

川口市立在家小、前川小、鳩ヶ谷小、
青木中央小
さいたま市立大牧小、向小、芝原小
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生徒さんが通っています。

夏休み作文カンペキ!講座では
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