感想文の宿題で子どもの作文力はアップしましたか?
読書感想文の宿題そのものってどうなの?と感じたこの夏
今年の夏は、昨年よりたくさんの子ども達と作文を書きました。
その中で感じたのが
読書感想文ってどうよ???
ということです。
良い課題では、ある
はっきり、「良い課題だ」と言い切れないところが悩んでいる気持ちの表れです。
確かに、良い課題です。
長い夏休みの間に本を読んで、それについて感想文を書く
悪くありません。
いつもできないことをする体験は夏休みならでは。
本からいろいろ気付くことを原稿用紙3枚にまとめてみるのは、自分の気持ちにも気付くことができて、有意義な課題です。
良い課題になるのは作文力が身に付いている場合
夏休みの課題の前提は、「ひとりで仕上げる」ことだと考えると
ひとりで仕上げられる子どもは少ないのではないでしょうか?
何らかの形で親が関わることが多くあると聞きます。
ママ達から聞いた言葉です。
・昨年は1週間もかかりました
・子どもに怒ってなんとか書かせました
・子どもは泣き、親は怒り、感想文は本当に大変でした
・「感想文の書き方」の本を読んでその通りに書かせました
皆さん、苦労して書いた様子を聞かせて下さいました。
本当に、苦労して、辛かったんです、とありのままをお話しいただき、ありがたかったです。
でも、このような状態では、感想文が「良い課題」とは言えません。
子どもにとっては「やらせられているだけ」という意識になってしまうからです。
しかし、作文力が身に付いているとひとりで書けて、良い課題となるのです。
カンゼン克服作文講座を受講した生徒さんから、ひとりで下書き→清書ができた
と報告を受けました。
作文力を身に付けるには時間がかかる
ひとりで書ける作文力は、夏休みだけでは身に付かない、ということもこの夏しみじみと感じたことです。
特に、国語の能力、文章力とか、作文力とか、読解力とか
そういう力は、付け焼き刃じゃ身に付かないことは、大人の私たちが身をもって体験したことではないでしょうか?
有名大学を卒業した人から大学受験の話を聞いたとき、こんなことを言っていました。
受験勉強を本格的に始めたのは、本当にギリギリだった。
数学や英語は、やり方が分かればどんどん成績が上がって、点が取れるようになっていった。
でも、国語だけは、どうしてもできるようにならなかった。
つくづく、国語は地道な努力が必要だと感じた。
有名大学を卒業した人でも国語がネックだったのか、と驚きました。
それならば、当然、感想文は付け焼き刃じゃ書けるわけはない、と思いました。
つまり、地道にコツコツな努力が必要なわけです。
どうやって地道にコツコツやればいいのか
とにかく、毎日少しでも
書く
ということです。
毎日書くなら「日記」が書きやすいですが、ママ達は「今日は」で始まる決まり切った内容の日記を嫌います。
内容が深い、気持ちが表れた日記を書いて欲しいと言います。
では、どうしたらいいか
次回のブログで書いてみます。
岩下作文教育研究所 岩下春江
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