夏休みの刺激的で過激で最高に楽しかった思い出

子どもの本音を言葉に変換!

感じて考えて書ける子に

岩下作文教育研究所 岩下春江です。

 

夏休み、それもお盆休みですから

岩下の子どもの頃の夏休みの思い出を書こうと思います。

実は、こちら、

投稿してボツになった原稿です。

夏の投稿特集に応募したものの、あえなく不採用。

寝かしておいたのでちょっと修正を加えて「作文」として書きたいと思います。

 

  『楽しかった自転車下りと叔父』

子どもの頃、お盆は特別な日々だった。

親戚の家へ向かうにつれて、山のひんやりした空気が車の中に流れてくる。

緑が濃くなり、ワクワクする気持ちを盛り立てるように

セミの声も次第に大きくなっていく。

 

毎年、色々な遊びをしたが、中でも忘れられないのが峠の自転車下りだ。

トラックの荷台にいとこの人数分の自転車を乗せ、砂利の峠道をゴトゴト上る。

いとこは、小学生から高校生くらい。

子ども達もトラックの荷台に乗っていく。

この特別感がたまらない。荷台に乗ることは、憧れだったから。

 

この峠は上りは車一台ほどの幅で、砂利道といういかにも山の中の地味な道だ。

すれ違う車は、ほぼ皆無。

 

頂上に上り、下り道が二車線にになり、舗装された道になったところで、

自転車を荷台からおろして用意。

 

いとこたちは、順番に「落ちて」いく。

ペダルをこがなくても落ちるように走る。

ゴーという風の音。おでこには鋭い風が直撃。

山の強いにおいが鼻と口いっぱいに入り込んでくる。

誰もいない安心感で、いつもは出さない大声で

騒ぎながら下っていく

スリルとスピード感はたまらなく面白かった。

 

未成年の子どもがなぜ、トラックを用意できたのか?

言いだしっぺは叔父だ。仕事のトラックを用意し、近所を回って

「おい、ちょっと自転車を借りるぞ」

簡単に5,6台は集めてしまう。

それだけ、近所に「顔が効く」人物だ。

 

叔父はいい加減な人だなあと思っていたが、子どもを持った今思うと、

事故を起こさないように、車が来ない安全な道を選び、

私たちをしっかり見守って、『冒険あそび」をさせてくれた。

 

こういう単純なことこそ面白くて、心に残ると知っていたのだ。

大人になった時、このことを思い出すと、

嫌なことを乗り越えられるエネルギーになる信じていたのだと今は思える。

 

なぜなら、わたし自身がこの時のことを思い出すと

嫌なことも何とか頑張ろう、と思えるからだ。

 

今年はどんなお盆になるだろうか。

 

 

これがボツになった原因のひとつが今、分かった。

道路交通法違反だ。

いくら山の中の誰も通らない峠道と言っても

スピード違反の自転車が5,6台暴走しているのは危険だ。

もう30年以上も前のことなんだけど

罪に問われるのかな・・・

ちょっと心配になった。

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